さてと、最近、ブログに対する反応が無いので、「検索受けするトピック」に関し、お話をします。
2/24(日)に、英検1級の2次試験を受けてきました。
1級一次試験は、2008年1月に受験し、ぎりぎりで合格しました。
(113点満点で、78点が合格点でした。私は、正に78点でした。)
はっきり言って、英検1級2次は確かに難しいけど、ちょっとマニアック過ぎる様な気がします。
まあ、ここまで来たので、やっぱり2次にも受かりたいですがね。。。。(現在、結果待ち)
因みに、現在は東京にある日本企業勤務で、英語はメールの遣り取りで使うくらい。
もっとも、海外出張が多い部署なので、行けば当然、英語World。
それと、英語圏でのビジネス経験は、そこそこと自負しております。(比国4年、上海2年)。
あと、仕事がそこそこ忙しいので、TOEICにせよ、英検にせよ、所謂、対策勉強はした事がありません。
せいぜい、試験前日に過去問に、ちょっと目を通す位です。
英字新聞(Japan Times)は、たまに買って通勤の電車で読む程度ですが、CNNとかBBCは、家ではよく見ています。
まあ、こんな感じです。
以下は、私の英語遍歴です。
TOEICと英検の関係に関しての、「実証データ」でもあるので、英語をこれから勉強される方は、参考にしてみてください。
私の英語力は、普通の日本人がそうである様に、大学入試英語が基本です。
因みに、大学は慶応経済で、1991年に一浪の末に入りました。
当時の慶応経済は、少なくとも入試英語は日本一難しいと言われていました。
浪人時代は代ゼミに行ってましたが、その頃、受験していた公開模試の英語の偏差値は、
いつも75を超えていました。(代ゼミ全国模試でです。駿台全国模試では、65程度だったと記憶。)
ですから、受験英語レベルでは、「結構頑張った」と言えるのでは?と思います。
(浪人時に受けた当時の大学入試共通一次試験は、200点満点で190点位でした。)
勿論、大学入学後はみんながそうである様に、英語は全く勉強せず、そのまま社会人になりました。
社会人2年目の24歳で、暇つぶしで英語勉強を再開という感じです。
社会人のスタートは、北海道拓殖銀行小樽支店(23歳)で、仕事では全く英語は使用しない環境でした。
以下は、TOEICの成績変遷です。
- 1995年1月 初めてのTOEICを25歳で受験。565点。殆ど全く試験対策をせず受験した。
試験直後は、「全然、出来なかった。分からなかった。特にHearingが難しい。」と痛感したが、点数が
そこそこいったので、気分が良かったと記憶。
- 1995年5月 630点
- 1995年9月 610点
このころは、妙に英語に燃えてました。
毎朝5時に起きて、会社に行く前に2時間勉強してました。
使っていた教材は、アルクの 「1000時間ヒヤリングマラソン」
- 1996年1月 720点
初めて700点を超えて、妙に感動した記憶あり。
- 1996年5月 755点
- 1996年6月 英検1級を初めて受験。
手も足も出なかったと記憶。点数は殆ど0点だった記憶があります。
(適当にマークした。4択だったので、20%位は確率で取れたかも知れませんが。)
- 1996年9月 770点
- 1997年1月 835 点
目標だった800点をクリアして、涙が出るほど、嬉しかったと記憶。
- 1998年1月
勤務していた北海道拓殖銀行倒産の為、退職。
- 1998年3月
某中堅通信機器メーカー国際営業部に勤務開始。英語を日常的に使う職場で、英語力の向上に努める。
- 1998年11月 840点
この後、しばらく800点台が続き、900点の壁の高さを痛感。
- 2001年1月 920 点 (でも、これは、絶対にまぐれ。)
初めて900点を突破。
大きな達成感を得るも、海外のドラマは勿論、分かり易いはずのCNNも見ても、十分に理解できない状態。
海外で働かないと英語力は付かないと痛感する。
- 2001年4月
フィリピンマニラでのフリーター生活開始。(月給3万円)
- 2004年6月 (フィリピンマニラ郊外の日系企業勤務中の時期。)
英検準1級の受験を会社から推奨され、1級とダブル受験。
準1の問題は、妙に簡単に感じた。(確か100点満点で91点を取得。)
1級は、相変わらず難しかった。(2点差で、一次試験を落ちる。)
- 2005年1月
東京にある大手建設会社にITエンジ二アとして転職。
採用では、ITの知識経験と同様に、TOEICのスコアも高く評価され、「勉強していて良かった!」と実感。涙ぐむ。
- 2005年8月 TOEIC 925点
会社内の社内TOEICを暇つぶしに受験。 4年ぶりのTOEIC受験。
新入社員40人と、私の様な自発的受験者の合計80名強の中で、トップになった。
妙な充実感を得る。
この時、TOEICの問題が妙に簡単に感じた。
2001年にも、920点をマークしたが、あの時は、「簡単」との印象は無かった。
少しは英語力が伸びたと感動!
- 2006年1月
久々の英検1級受験 (一次を3点差で敗退)
こらから、3回連続で受験。1点差から7点差の範囲で、一次敗退を続ける。
やはり、1級は異常に、難しいと感じた。
- 2007年 ほとんどずっと上海勤務。物理的に英検は受験できず。
- 2008 年1月 久しぶりの英検1級受験。ぎりぎり1次パス。(前述)
(113点満点で、78点が合格点でした。私は、正に78点でした。)
点数こそ、ぎりぎりでしたが、大きな変化がありました。
それは、1級のHearingが簡単に感じられた事。Hearing部分の得点率は、実際8割を超えており、
今まで、Hearingで足を引っ張られていた自分にとっては、大きな進歩だった。
また、実感したのは、英検の試験の精度の高さ。
つまり、2007年にオーストラリア人の顧客と上海で一緒に働いており、おかげで
英語力が伸びたと実感していた時期に受けた英検で、かつてどうしても破れなかった
数点差をやっと破った訳であり、「英検の精度って凄い」と心底思った。
まあ、こんな感じです。
まあ端的に言って、英検1級とTOEICは問題の質が全く違います。
TOEICは、要するに「アメリカで外国人が普通の生活するのに必要な英語力を測るテスト」です。従って、問題も読解問題ならば、
「水族館の入り口に貼ってある看板を見て、入館料を計算する」みたいな単純なものです。
一方で、英検1級の読解問題は、「膨大な量のNew York Timesの社説みたいな問題文を読んで、精確に読解する」みたいな複雑なものです。
思うに、TOEICならば、その辺を歩いているアメリカ人が受験すれば、たぶん900点は軽く超えてくるでしょう。
一方で、英検1級の問題は、教養のあるアメリカ人でも、そう簡単ではないと思います。
別の例えでは、英検1級の問題は、言ってみれば東大の入試問題で、TOEICは3流大学の入試問題みたいなもんです。
3流大学の入試問題で、8割、9割を得点しても、東大の問題には手も足も出ないと言うのが、正に英検1級とTOEICの関係かと思います。
実際、TOEICを満点近く取っている人でも、英検1級は落ち続けるという人は沢山いますしね。。。
まあ、今日はとりとめも無くなったので、この辺で止めます。
では、また。。。
3/2追記 上みたいに書いたら、「あなたは東大の最近の英語入試問題を解いたのか?」との質問を、大学受験の浪人の若者から受けたので、
週末、家でコーヒーを片手に今年の英語入試問題を解いてみた。東大入試英語問題と英検1級を比較すれば、勿論、単語レベルや英文自体の
難易度は、1級の方が高いし、量も多い。東大の英作文も大したことはない。
(東大の入試英語には、分からない単語が一つも無かった。あと、Hearing問題は、音声ファイルが、少なくとも
読売新聞のWebサイトには公開されていなかったので、トライできなかったが、Hearing問題のレベルは、英検では2級かせいぜい準1級程度との
事らしい。)ただ、東大の方は、日本語要約の問題とかがあり、英語力と共に、日本語の能力が必要と感じた。
まあ、とは言っても、東大の入試問題は18とか19のガキには、十分難しいと思います。私も高校3年の時、東大模試を何回か受験したけど、
英語はあの当時、手も足も出なかったですから。。。。
2/24(日)に、英検1級の2次試験を受けてきました。
1級一次試験は、2008年1月に受験し、ぎりぎりで合格しました。
(113点満点で、78点が合格点でした。私は、正に78点でした。)
はっきり言って、英検1級2次は確かに難しいけど、ちょっとマニアック過ぎる様な気がします。
まあ、ここまで来たので、やっぱり2次にも受かりたいですがね。。。。(現在、結果待ち)
因みに、現在は東京にある日本企業勤務で、英語はメールの遣り取りで使うくらい。
もっとも、海外出張が多い部署なので、行けば当然、英語World。
それと、英語圏でのビジネス経験は、そこそこと自負しております。(比国4年、上海2年)。
あと、仕事がそこそこ忙しいので、TOEICにせよ、英検にせよ、所謂、対策勉強はした事がありません。
せいぜい、試験前日に過去問に、ちょっと目を通す位です。
英字新聞(Japan Times)は、たまに買って通勤の電車で読む程度ですが、CNNとかBBCは、家ではよく見ています。
まあ、こんな感じです。
以下は、私の英語遍歴です。
TOEICと英検の関係に関しての、「実証データ」でもあるので、英語をこれから勉強される方は、参考にしてみてください。
私の英語力は、普通の日本人がそうである様に、大学入試英語が基本です。
因みに、大学は慶応経済で、1991年に一浪の末に入りました。
当時の慶応経済は、少なくとも入試英語は日本一難しいと言われていました。
浪人時代は代ゼミに行ってましたが、その頃、受験していた公開模試の英語の偏差値は、
いつも75を超えていました。(代ゼミ全国模試でです。駿台全国模試では、65程度だったと記憶。)
ですから、受験英語レベルでは、「結構頑張った」と言えるのでは?と思います。
(浪人時に受けた当時の大学入試共通一次試験は、200点満点で190点位でした。)
勿論、大学入学後はみんながそうである様に、英語は全く勉強せず、そのまま社会人になりました。
社会人2年目の24歳で、暇つぶしで英語勉強を再開という感じです。
社会人のスタートは、北海道拓殖銀行小樽支店(23歳)で、仕事では全く英語は使用しない環境でした。
以下は、TOEICの成績変遷です。
- 1995年1月 初めてのTOEICを25歳で受験。565点。殆ど全く試験対策をせず受験した。
試験直後は、「全然、出来なかった。分からなかった。特にHearingが難しい。」と痛感したが、点数が
そこそこいったので、気分が良かったと記憶。
- 1995年5月 630点
- 1995年9月 610点
このころは、妙に英語に燃えてました。
毎朝5時に起きて、会社に行く前に2時間勉強してました。
使っていた教材は、アルクの 「1000時間ヒヤリングマラソン」
- 1996年1月 720点
初めて700点を超えて、妙に感動した記憶あり。
- 1996年5月 755点
- 1996年6月 英検1級を初めて受験。
手も足も出なかったと記憶。点数は殆ど0点だった記憶があります。
(適当にマークした。4択だったので、20%位は確率で取れたかも知れませんが。)
- 1996年9月 770点
- 1997年1月 835 点
目標だった800点をクリアして、涙が出るほど、嬉しかったと記憶。
- 1998年1月
勤務していた北海道拓殖銀行倒産の為、退職。
- 1998年3月
某中堅通信機器メーカー国際営業部に勤務開始。英語を日常的に使う職場で、英語力の向上に努める。
- 1998年11月 840点
この後、しばらく800点台が続き、900点の壁の高さを痛感。
- 2001年1月 920 点 (でも、これは、絶対にまぐれ。)
初めて900点を突破。
大きな達成感を得るも、海外のドラマは勿論、分かり易いはずのCNNも見ても、十分に理解できない状態。
海外で働かないと英語力は付かないと痛感する。
- 2001年4月
フィリピンマニラでのフリーター生活開始。(月給3万円)
- 2004年6月 (フィリピンマニラ郊外の日系企業勤務中の時期。)
英検準1級の受験を会社から推奨され、1級とダブル受験。
準1の問題は、妙に簡単に感じた。(確か100点満点で91点を取得。)
1級は、相変わらず難しかった。(2点差で、一次試験を落ちる。)
- 2005年1月
東京にある大手建設会社にITエンジ二アとして転職。
採用では、ITの知識経験と同様に、TOEICのスコアも高く評価され、「勉強していて良かった!」と実感。涙ぐむ。
- 2005年8月 TOEIC 925点
会社内の社内TOEICを暇つぶしに受験。 4年ぶりのTOEIC受験。
新入社員40人と、私の様な自発的受験者の合計80名強の中で、トップになった。
妙な充実感を得る。
この時、TOEICの問題が妙に簡単に感じた。
2001年にも、920点をマークしたが、あの時は、「簡単」との印象は無かった。
少しは英語力が伸びたと感動!
- 2006年1月
久々の英検1級受験 (一次を3点差で敗退)
こらから、3回連続で受験。1点差から7点差の範囲で、一次敗退を続ける。
やはり、1級は異常に、難しいと感じた。
- 2007年 ほとんどずっと上海勤務。物理的に英検は受験できず。
- 2008 年1月 久しぶりの英検1級受験。ぎりぎり1次パス。(前述)
(113点満点で、78点が合格点でした。私は、正に78点でした。)
点数こそ、ぎりぎりでしたが、大きな変化がありました。
それは、1級のHearingが簡単に感じられた事。Hearing部分の得点率は、実際8割を超えており、
今まで、Hearingで足を引っ張られていた自分にとっては、大きな進歩だった。
また、実感したのは、英検の試験の精度の高さ。
つまり、2007年にオーストラリア人の顧客と上海で一緒に働いており、おかげで
英語力が伸びたと実感していた時期に受けた英検で、かつてどうしても破れなかった
数点差をやっと破った訳であり、「英検の精度って凄い」と心底思った。
まあ、こんな感じです。
まあ端的に言って、英検1級とTOEICは問題の質が全く違います。
TOEICは、要するに「アメリカで外国人が普通の生活するのに必要な英語力を測るテスト」です。従って、問題も読解問題ならば、
「水族館の入り口に貼ってある看板を見て、入館料を計算する」みたいな単純なものです。
一方で、英検1級の読解問題は、「膨大な量のNew York Timesの社説みたいな問題文を読んで、精確に読解する」みたいな複雑なものです。
思うに、TOEICならば、その辺を歩いているアメリカ人が受験すれば、たぶん900点は軽く超えてくるでしょう。
一方で、英検1級の問題は、教養のあるアメリカ人でも、そう簡単ではないと思います。
別の例えでは、英検1級の問題は、言ってみれば東大の入試問題で、TOEICは3流大学の入試問題みたいなもんです。
3流大学の入試問題で、8割、9割を得点しても、東大の問題には手も足も出ないと言うのが、正に英検1級とTOEICの関係かと思います。
実際、TOEICを満点近く取っている人でも、英検1級は落ち続けるという人は沢山いますしね。。。
まあ、今日はとりとめも無くなったので、この辺で止めます。
では、また。。。
3/2追記 上みたいに書いたら、「あなたは東大の最近の英語入試問題を解いたのか?」との質問を、大学受験の浪人の若者から受けたので、
週末、家でコーヒーを片手に今年の英語入試問題を解いてみた。東大入試英語問題と英検1級を比較すれば、勿論、単語レベルや英文自体の
難易度は、1級の方が高いし、量も多い。東大の英作文も大したことはない。
(東大の入試英語には、分からない単語が一つも無かった。あと、Hearing問題は、音声ファイルが、少なくとも
読売新聞のWebサイトには公開されていなかったので、トライできなかったが、Hearing問題のレベルは、英検では2級かせいぜい準1級程度との
事らしい。)ただ、東大の方は、日本語要約の問題とかがあり、英語力と共に、日本語の能力が必要と感じた。
まあ、とは言っても、東大の入試問題は18とか19のガキには、十分難しいと思います。私も高校3年の時、東大模試を何回か受験したけど、
英語はあの当時、手も足も出なかったですから。。。。
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