2013年6月6日木曜日

【初めてのマンション購入】 いい加減な不動産業界に渇!(その1)

この「初めてのマンション購入」シリーズの連載を始めたきっかけは、今回の記事を書きたかったからです。
私も結構、いい加減な人間だが、不動産業界のいい加減さは、常軌を逸しております。
尋常ではありません。(笑)

「初めての」と言う単語に拘ったのは、この業界の「文法」に疎い、貴公子の様な「善良で気真面目な常識人」が、不動産業界の毒牙にかからない様に、警告を発したい為です。
(これは、真剣にそう思います。)
是非、御一読をお勧めします。
では、始めます!!!

貴公子は、一年半の期間に渡り、特定のエリアにて、新築、中古を含めて、50件以上の物件を内覧し、比較検討しました。
その内の幾つかの物件は、複数回、通い詰めたので、このエリアに訪問した回数は、50回を優に超えております。

従って、それなりに真剣に検討したつもりですが、真面目なのは買う人だけで、売る方は、超いい加減ですねえ。(笑)
下記は、実際に、貴公子が遭遇した事象です。
如何に、不動産業界がいい加減かを知る、いい教材になると思います。(笑)

事象1) 
探し始めの最初期に、訪問した、有名Developer A社の新築物件モデルルームにて。
貴公子よりも明らかに若い、見るからにチャラそうな茶髪営業マンと10分、話した後で、彼が言ってきた事。
茶髪 : 「ところで、貴公子さん、契約日は今日ですか、明日ですか?」
貴公子 :  「ちょっと、待ってよ。買うなんて、一言も言ってないし、今日が初日なんだから、そう言        う話は、まだ早いでしょう。20~30回、このエリアを訪問してから、始める話でしょう。」
茶髪 : 「え~、そんなに来るんですか? 疲れるし、面倒臭いじゃないですか?他の人は、
      みんな、訪問初日で決めちゃいますよ。今日、サクっと約束してくれるなら、私の権限        で、500万円値引きます。」

貴公子の感想 : 初っ端の訪問で、早速、洗礼を受けました。
           10万円のPCを購入するのだって、堅い消費者は、数週間程度は、
           調べまくるのにねえ。(笑) 
           数千万の買い物を、即断する人が、本当にどれだけいるんでしょうねえ。(大笑)
           ふざけろ、A社のチャラ営業マン(怒)! 
           こっちにとっては、人生が掛かっている様な大きな買い物なんだ!

事象2) 
圧倒的な広告量で、勢いで売り切るのが有名な超大手B社のモデルルーム(B2物件)にて。
これも、初訪問時に、20台後半の強引営業マンと対峙した時に言われた事。
強引 : 「貴公子さんは、いい時に来ましたねえ。今日、契約しないと、明日には無くなっちゃ          いますよ。兎に角、人気物件だから。」
貴公子 : 「まあ、そんなに熱くならないで下さいよ。こっちは、急いでないんだから。」
強引 : 「貴公子さんは、慎重な方ですね。でも、折角だから、申し込みだけでもして下さいよ。
      ここにサインしてくれれば良いですから。印鑑を持ってきてない? 
      では、サインで代用で。。。」
貴公子 : 「ちょっと、待った。これには、購入申込書と書いてあるじゃないか。それに、『購入しな       い場合は、違約金を払います。』との文言まではいっているじゃないか。ふざけんな。」

貴公子感想 : 殆ど、詐欺では? ただ、変に天然な営業で、勢いに押され、すっかりと騙される人もいるんだろうなあ。因みに、この物件自体は、気にいっていたので、その後、4回、モデルルームを訪問しました。この物件は、「○期連続即日完売」と、一年半に渡り、広告で煽っていたが、結局、相当数が売れ残り、最後は、値引きを重ねて、売り切ったとの事。
散々、自称、「超人気物件」と言っていたが、全く、どこが人気物件なのでしょうか?(笑)

事象3) 
財閥系大手Developer会社、C社の新築現地物件にて。
元気一杯の営業Ladyの超強引な営業。

元気Lady : 「今は、超低金利だし、その一方で、景気は上向いております。今、購入すれば、
         5年後に売る時に、数十パーセント増しの価格で売れるのは、ほぼ確実です。」
貴公子 : 「ちょっと、待った!マンションの価格が上がると言うのは、バブル期とかの特殊時を
        除き、起きた事は無かった筈。どうして、そんな事が言えるのか? マンション価格な
        んて、下がるのが当然。上がることなんて、最初から期待していない。」
元気 :  「でも、当社の調査部門のレポートで、そう結論付けられております。」

貴公子感想 : 「本気でそう思っているお目出度い人なのか?」、あるいは、「本当は、実情を知っているのに、意図的に、無垢な振りをして、客を騙す役者か?」
そもそも、そんな掘り出し物なら、どうして竣工後、何年も売れ残っているのでしょうかねえ。。。

事象4) 
事象2)で遭遇した、強引だけが取り柄のガキ営業マンに、半年後に、ちょっと離れた場所にある、B社の別物件で、また遭遇。因みに、このガキは、貴公子と半年前に、物件(B2物件)で会った事を、完璧に忘れている様子。

ガキ : 「貴公子さんは、当物件以外には、どの物件を考えているのですか? え!?? 
      B2物件ですか?? あれは、止めた方が良いですよ。だってね。あ~でもない。
      こ~でもない。。。」
貴公子 : 「え!? プロの目で見ても、そう思いますか? 僕と同じ意見じゃないですか? 価値        観が共有できて、嬉しいなあ。。。。」
ガキ  : 「いやあ、貴公子さんは、見る目ありますね。実は、ここだけの話ですが、B2物件は、
       当社内でもちょっと、問題になっているんですよ。」
貴公子 : 「さすが、プロだ。とても鋭くて、率直な意見だ。お若いのに、誠に御立派だ。。。。
        ところで、貴方、私と半年前に、B2物件で会って、今と正反対の事を言って、
        B2物件をしつこく勧めていたのを、覚えていますか?
        (ここで、貴公子は、ニコッと笑顔を忘れない!) 
        やっぱり、出来る営業マンは、面の皮が厚いなあ。俺も見習わないとねえ。
        (こういう時、感動の眼差しで、ガキを眺めるのを貴公子は忘れない、笑。)」

と、いくらでも続ける事は出来ますが、自分で書いていてもうんざりしますね。(笑)
うんざりした所で、今夜は力尽きました、続きは明日アップします。

0 件のコメント:

コメントを投稿