2009年11月6日金曜日

凄過ぎるGoogle !


昨日、東京台場で開催された、Google Enterprise Day 2009に参加しました。
端的に言って、Googleはあまりにも凄い!
クラウド技術自体は、Googleの専売特許ではないのでしょうが、それを強力に、
開発/発展させて、一般向けに宣伝したのは、Googleです。
「クラウドが、どれだけ凄いか?」と言う事を、端的に言うのならば、正に、従来のIT業界に、核爆弾を落した様なものである。
20年前に、H.I.Sが日本の旅行業界に与えた衝撃、10年前に、ユニクロがアパレル業界を叩き壊した爆発力を、遥かに超越する破壊力を、瞬間的に与えました。
思えば、今年の初めには、クラウドと言うのは、一般の人にはもとより、IT業界に生きる私の様な人間にも、
「なんだか胡散臭い!」と言う程度の話であった。
それが、あっと言う間に、世界中を驚きと賞賛で覆い尽くしてしまった。
「何が凄いかって?」問われれば、一から百まですべてが凄いし、そして凄すぎるが故に、既存のIT業界秩序を、完膚なきまでに破壊してしまっている。
Windows7が先月末に発売されたが、全く盛り上がらないのは、「多機能なOSソフトウェアのライセンスを購入して、クライアントPCで
色々とアプリを動かす。」と言う発想自体が時代遅れだからです。

「すべては、Internetの中で(クラウドの中で)で行われる。」というのがクラウド技術の本質です。
ユーザーは、単にInternetに繋がりさえすればいい。
だから、「OSなんてのは、Internet接続機能さえあれば、それ以外には何もいらない。」という事になる。
Google Chormと言う無料OSリリースは、「Windows7の発売日にぶつかるのではないか?」と一部に予想されていたが、さすがにそこまで露骨ではなかった。
とは言うものの、年内リリースは確実です。

このクラウド時代に、誰が金を払って、Microsoft OSを買うのか?
また、Microsoftだけではなく、DellやHPと言ったサーバーベンダーや、Oracleと言ったDBベンダーまで、幅広くそして徹底的に、
殲滅するのが、クラウド技術です。
クラウド技術自体に驚くと共に、時代の流れに、栄枯盛衰というか諸行無常を感じます。
SIベンダーもクラウドを取り込んだ所だけが生き残るし、一般企業も、どこまでクラウドを活用できるかで、生死が決まります。
今後とも、本件はフォローしてゆきます。
興奮して、眠れません。。。。。

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