2010年4月12日月曜日

限界超越!

4/11に行われたボクシングの世界戦で、冨山選手は、とても残念でした。
勝利をほぼ手中に収めながら、まさかの大逆転KO負けでした。
手中に収めかけた世界タイトルが、こぼれ落ちてしまいました。

http://www.sanspo.com/fight/news/090411/fgb0904111844008-n1.htm

私が注目したのは、試合後の冨山選手のコメントです。
曰く、「向いていない。これでやめる。」
まだ、たったの25歳。
しかも、世界初挑戦で、こんないい試合をしていながら、このコメントです。

Netでのコメントを見ていると、「諦めるな。まだまだ、やれる。!」との
コメントが多数を占めているように見受けられますが、私には、冨山選手の気持ちが良く分かります。
スポーツに限らず、他の事でも、限界まで努力して、結果が出ない時に、「もう一度、頑張れ!」と外野は簡単に言いますが、どうなんでしょうかねえ????
限界までやって、駄目だった時は、当の本人は、実は、あまり悔しいとも思わないと私は認識しております。これは、私の経験からでもそうです。
むしろ、「あれだけやって駄目だったんだ。すっきりした。」と、「すがすがしい敗者の気持ち」になります。

今までの私のビジネス人生でも、そういう意味で、勝負を賭けて失敗したことは、2度程あります。
(組織内での、かなり激烈な戦いであったと、今でも思います。)
勿論、私の様な若造(当時)の意見が通るほど、組織は甘くないし、結局は戦いに負けて(時期をずらして2つの会社を)去ることになりましたが、
負けても尚、すがすがしかったです。
「やはり何事も、限界までやらないと納得できないし、逆に、限界までやれば、それで駄目でも、納得できるんだ!」と、
冨山選手のコメントみて、改めて納得しました。
私も、40歳の足音が聞こえてきております。
中途半端に、キックボクシングをやるのではなく、最後にきちんと試合に出て、「そこで燃焼しきろう!」と意を強くしました。

大学受験生のXさん、頑張ってくださいね。
気が狂う直前まで、自分を追い込んでも、超一流大学には、そう簡単に合格できませんが、仮に、失敗しても、
努力に比例した分だけ、自己満足度は、少なくとも上がって行きますから(笑)。

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