2010年5月12日水曜日

スポーツ選手から政治家が近道か!?

国会議員になる為の近道は、スポーツ選手になることなのであろうか?

今日の読売新聞は珍しく、多少、皮肉って書いております。
→ http://www.asahi.com/politics/update/0511/TKY201005100502.html

(以下引用)
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民主党は五輪メダリストをそろえている。比例区では谷亮子氏のほか、バルセロナ五輪体操の銀メダリスト池谷幸雄氏(39)を公認。
茨城選挙区(改選数2)では同党2人目の候補者として、アテネ五輪の自転車競技銀メダリストで地元出身の長塚智広氏(31)
を擁立した。
(中略)
一方、自民党はすでに元プロ野球選手2人を公認済みだ。巨人の元投手で前監督の堀内恒夫氏(62)を比例区に、
秋田選挙区(改選数1)には近鉄の主軸打者だった石井浩郎氏(45)を擁立した。
(中略)
たちあがれ日本も、比例区に巨人の元内野手の中畑清氏(56)を擁立する。
与謝野馨共同代表は知名度に期待した人選であることを隠していない。
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「スポーツ選手、イコール駄目」とは思っていないが、「スポーツ選手なら誰でもOK」だと各政党が考えている様で遺憾だ。
特に、「こういうローレベルの人気取りを、絶対にやらない。」と思っていた「たちあがれ日本」が、この手法を使ったのがショックだ。
一体、谷や池谷、堀内、中畑が今まで、政治的に何をやってきたのか???

私の学生時代の知り合いに、前衆議院議員がおります。
誰がどう見ても、学歴や議員になる前の職歴は超エリート。
頭はキレるし、ガッツもあった。
また、政治家としては当然であるが、国家の為に死ぬ覚悟を持って、日々、奮闘していた。

そんな彼は、「ママでも金!」、「議員になっても金!」とか、ふざけた発言を連発する、
ヤワラちゃんと政治家として、同列なのであろうか???
あるいは、これが民主主義の限界なのか?

「古代アテネは、直接民主主義制度が、いつの間にか衆愚政治に陥り、最終的に滅んだ。」とかつて学んだが、
今の日本は、アテネ末期と同じなのではないか????

本当に気が重くなる世相だ!

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