2010年7月28日水曜日

相撲協会に見る日本組織のノー天気!

昨夜、久しぶりに、早い時間に帰宅したので(夜7時半頃)、プロ野球中継でも、たまには見ようと思い、スーパドライを片手に、テレビを付けました。
(普段は、日本のテレビは、バカ番組が多いので、深夜のニュース以外は、殆ど見ません。)

驚きましたねえ。
と言うのも、どのチャンネルでも、プロ野球が放送されていなかったからです。

私は、プロ野球のそこそこのレベルのファンなので、チーム別勝敗や主要選手の個人成績は、大体、頭に入っているが、「テレビ中継がされているかいないか?」に関しては、気にもしなかった。
と言うのも、当然、中継が続いていると思っていたからです。
という訳で、「視聴率低迷が原因で、夜のプロ野球ナイター中継は、2、3年前からなくなっている。」と言うことを初めて知りました。

しばらく考えたのですが、「あれ程、当たり前であった、夜のナイター中継が無くなっているのに、世間は全く、平穏に過ぎている。」と言うことに、次に驚愕しました。
やはり、世間は冷たいですなあ。(笑)
おそらく中継が無くなった当初は、多少の騒ぎはあったのでしょうが、今は平穏。
「喉元過ぎれば、何とやら~。」の世界ですなあ。。。

という訳で、超ノーテンキな相撲協会にも言いたい。
下記の記事にもある様に、今の所、世間はNHKの名古屋場所中継中止にも、批判的です。
→ http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/sumo/news/CK2010072602000077.html

(以下、引用)
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 野球賭博をはじめ角界と暴力団とのかかわりが次々と明らかになり、大揺れの中で行われた名古屋場所千秋楽の25日、天皇賜杯のない“屈辱の表彰式”で、優勝の横綱白鵬=宮城野部屋=が泣いた。各部屋では恒例の打ち上げパーティーを取りやめたところが多く、依然として暗いムードが漂う。会場のファンからは、涙の白鵬に温かい声援が飛び、正常な相撲界に戻ってほしいと願う声が相次いだ。


 耐えきれなかった。千秋楽の表彰式。土俵上にいつもなら鎮座しているはずの天皇賜杯がないことを確認すると、白鵬の目がみるみる潤んだ。左腕でぐっと目元をぬぐうと、三保ケ関審判部副部長(元大関増位山)から、優勝旗を受け取った。
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だけれども、どうなんでしょうか???
相撲協会は、「逆ギレして、自分たちは可哀相な被害者だ。」と思っている様に見えるが、甘い!
プロ野球のナイター中継が、「ごく普通に消えた」様に、このままでは、NHK相撲中継だって、同じ様に、消滅する可能性がある。
相撲協会も、逆ギレではなく、猛省すべきだ。
ついでに言えば、日本のビジネス界もノー天気ですなあ。
今週の東洋経済のカバーストーリは、「韓国の実力」
→ http://www.toyokeizai.net/shop/magazine/toyo/detail/BI/ab1eeda611cb8a52e088345efa8134c0/
 
記事に書いてあるような事は、国際ビジネスに身を置く、私の様な人間には、あまりにも自明過ぎる韓国企業の強さであるが、未だに、多くのビジネスマンが、超ノー天気に、「韓国企業とは、マーケットが違うよ!」とか余裕をかましております。
 
プロ野球も、相撲協会も、ビジネス界も同じですなあ。。。
世間の危機感の無さに、危機感を覚えます!
 

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