2010年9月26日日曜日

週刊貴公子 (9月第4週号) 中国覇権の脅威に接し、米国のプレゼンスが上がる???

今回の尖閣諸島問題で見せた中国の中華思想とか覇権主義とかが、日本を含む周辺各国に恐怖感をもたらしており、
地域各国の米国依存が結果的に、高まるのではないかと思われます。
あるいは、地域各国の中国への警戒感から、集団で、中国を牽制するような動きがでるのではないか???
韓国の朝鮮日報と、Financial Timesとも、その辺の危機感を見せておりますね。

因みに、私は、10年以上前から、民主主義という価値観を共有し、かつ経済レベルも釣り合っている、日本、韓国、台湾で、日台韓三国軍事同盟を締結すべきだと考えておりましたが、今回の事件を踏まえて、冗談ではなく、そうすべきと考えます。


朝鮮日報の記事です。 → http://www.chosunonline.com/news/20100925000017

(以下,引用)
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中国は世界的な金融危機以降、国際的な政治の舞台で力を強めたうえ、国内総生産(GDP)基準で世界第2位の経済力を持つことから、米国と真っ向から渡り合える大国に浮上した。刀の「つか」を手にした中国が今後、外貨準備高や産業の中核を担う資源を武器に、外交・貿易で紛争が起きるたびに経済報復という刀を振りかざせば、国際貿易上の秩序や国際金融体制がどれほど衝撃を受けることか。日本のような経済大国でも太刀打ちできず、中国による圧力の前に頭を下げなければならないなら、ほかの国はお手上げだ。かつて、「ニンニク紛争」で携帯電話の輸入中止を口にした中国の経済報復を経験した韓国にとって、今回の事態は人ごととは思えない。
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Financial Timesの記事です。→ http://www.ft.com/cms/s/0/e9bad4b8-c7b6-11df-8683-00144feab49a.html

(以下、引用)
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“There is a lot of concern in the region that China is becoming more assertive and less willing to negotiate and compromise,” said Drew Thompson, a China specialist at Washington’s Nixon Center think-tank. “So these countries are turning to the US with more regularity.” Among south-east Asian countries there is growing anxiety about Beijing’s approach to several islands in the South China Sea claimed in full or in part by China, Vietnam, Malaysia, Taiwan, the Philippines and Brunei.
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