2010年11月13日土曜日

【週刊貴公子】 11月第2週号 真の愛国者とは!


尖閣諸島の漁船衝突ビデオの流失で大騒ぎですなあ。


個人的には、衝突映像を見たかったし、また、その映像を隠す民主党政権にも、辟易として
いたので、ビデオが公開(流失)されて、気分が晴れました。


流失させた「海保職員の動機」と言うことに、捜査対象が移っている様ですが、法治国家である限り残念ながら、逮捕と解職、及び刑務所暮らしは、止むを得ないですね。
この辺を曲げたら、法治国家では無くなってしますので、厳正な処罰を彼に下すべきです。


ただ、彼自身が反省する必要は、勿論無いし、堂々と刑期を努めて、堂々と出所し、
堂々と再就職をして欲しいと思います。


そんなことを考えながら、愛国者について、考えてみました。
(ビジネスマンが、真に会社を愛するとか、公務員が真に国家を愛するという事を、改めて考えてみ ました。)
愛国者の例が、分かり易いと思いますので、貴公子の考える愛国者の定義を披露したい。


「国家の為なら、命さえも捧げる。」と言う愛国者は多いですが、究極の愛国者は、その上のレベルであると考えております。
つまり、「本当の意味で、国家の役に立つなら、極悪人・売国奴として、歴史に名を残し、後世の人に唾棄されても構わない。」と考えるのが真の愛国者であると考える。


隣国韓国で、20世紀前半に首相を務めた、李完用は、あの過酷な時代において、
明らかに賢明な国家元首であり、愛国者でもあったと思うが、彼は死後80年を経過した今でも、
韓国国内で、人間扱いされていない。


日本の歴史上にも、勿論いました。
私としては、明智光秀も、東条英機も、真の愛国者であったと考えます。
(近年だったら、中曽根康弘も、そうだと考える。)


今回の尖閣問題で、映像をネットにアップした、海保航海士がどの程度の意識で、法を犯したかは知らないが、愛国的な行動であったことは誰も疑わないし、そして、尊敬もしております。
その行動力に恥じない気持ちを持って、今後の人生を生き抜いて欲しいと切に願います。


http://www.asahi.com/national/update/1112/TKY201011120210.html


(以下、引用)
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沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突をめぐる映像流出事件で、「自分が流出させた」と名乗り出た神戸海上保安部の男性海上保安官(43)が、警視庁と東京地検の事情聴取に対し、映像は乗船していた巡視艇「うらなみ」の共有パソコンで入手した、と説明していることが捜査関係者への取材でわかった。捜査当局が船のパソコンを調べたところ、映像データが引き出された形跡があったという。
保安官は、映像データを入手した時期を「9月下旬から10月中旬ごろの間」と話しているという。捜査当局は12日も保安官を聴取するとともに、提出を受けた「うらなみ」の共有パソコンを詳しく解析。映像の入手、流出が保安官単独で行われた可能性も視野に、経緯をさらに調べている。
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