2011年1月9日日曜日

【懺悔】 新成人に申し訳なく思う。

本日朝10時放送のテレビ朝日の「サンデーフロントライン」と言う番組で、明日成人式を迎える若者の価値観、人生観に関して、特集を組んでおりました。

我々の世代は、大学時代に、あのバブル経済ピークに遭遇し、十分に贅沢を楽しんだし、社会に出てからも、役立たずで駄目な我々を、同国人(日本人)の先輩や上司が、手取り足取り、教育してくらました。
仕事やビジネスパースンとしての心構えについても、うるさい位、毎晩の様に、就業後の居酒屋で、説教されました。(深謝!)

そんな環境で、ビジネスパースンとして、成長してきた我々の世代が、今、どこの企業でも、実務責任者として中核を背負い、ある程度の責任と権限を持つようになったのだが、その正に我々の世代こそが、「最近の日本人の若者は、全く駄目だ! 中国人、韓国人、インド人とかの優秀な若者を、積極的に採用していきましょう!」と言い始めております。

よく考えてみれば、我々にはそんなことを言う資格は無いのかもしれませんが、待ったなしのグローバルビジネス環境で、企業の生き残りの為に止むを得ない選択となっております。
この矛盾を感じながらも、そうせざる得ない我々世代の葛藤を、若者には理解してほしいなあ。(笑)

例えば、楽天・三木谷、ソフトバンク・孫の様に、過酷な環境の中でも、若者や社会に夢を与え続けた人間もいる中で、貴公子の以下の発言は、非常に無責任で、同時に軽いのは承知しておりますが、あえて言います。

「若者Wよ、兎に角、貴方自身が、グローバル人材になり、世界で生き残ってください。」

これが、先日、メールをくれた、自称、「Business Soldier」さんに対するメッセージです。

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