2011年2月28日月曜日

入試問題漏洩に関し、間違った情報が氾濫している。

試験時間中に、京大の入試問題流失した事件に関し、NHKも民放も、「Yahooが協力しているのだから、IPアドレスから、携帯電話が特定できる。」と自信を持って、報道しているが、ITエンジニアの立場からは言わせれば、「そんな単純なものではありません。」と、言い切ります。

例えば、下記のサイトをご覧下さい。
これは、有名な公開プロキシサーバのリストです。
→ http://tools.rosinstrument.com/proxy/
世界中の公開プロキシサーバが、リストアップしてあります。
所謂、ハッカーと言われる様なハイテク犯罪者は、普通にこうした公開プロキシサーバを、所謂、踏み台として、使っております。
因みに、こうした公開プロキシサーバを2台使用した、所謂、2段プロキシにすれば、身元判明(オリジナルIPアドレス特定)は、より困難になるし、更に、Winnyとかのファイル共有ソフトを組み合わせる高等テクニックを使えば、特定はほぼ不可能になります。
”aicezuki”氏は、こうした技術を組み合わせて使っていると、貴公子は考えております。

大学入試は公平であるべきだし、こうしたITを駆使した不正は、許されるべきではないとは思っておりますが、この”aicezuki”氏の技術力には、感心せざるを得ない。
NHKや民法の様に、甘く見ていると、犯人特定は無理だと思いますよ。
犯罪者ながら、”aicezuki”氏は確かに才能がある。

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