2011年2月14日月曜日

【映画評論】 Wall Street2

昨日の日曜日に、現在ロードショー中のOliver Stone監督のWall Street2を、地元の映画館で観ました。
まず、観客の少なさに驚きましたねえ。(300人収容の映画館で、12人だけの観客!)

という訳で、早速、批評および感想を述べます。
映画自体ですが、1987年のWall Street1が素晴らし過ぎたので、それと比較してしまい、自分的には失望です。
Wall Street1では、Michael Douglas扮するGordon Gekkoを始め、Bud Fox役のCharlie Sheenも、強烈なキャラが立っていたが、今回は、Michael Douglasも含めて、キャラが小市民的で、Wall Street1にあった様な、いい意味での「えげつなさ」やパワーが欠けていた。
また、Wall Street1の冒頭で、Charlie Sheenが、"How are you?"と挨拶を受けて、"Doing any better would be sin."と答えたのが、とても印象に残っております。また、「青い蹄鉄は、アナコット Steelがお好き!」と言う回しも良かった!
と考えていたら、Netで、Wall Street1のスクリプトがありました。そして、該当部分も探し当てました!
ここです。→ http://www.imsdb.com/scripts/Wall-Street.html
”When the market opens tomorrow, buy five thousand March fifty calls.
You hear me? Start buying ten thousand share blocks and take it up to fifty dollars.
When it reaches fifty, you can let out a little taste to your friends.
When call this number -- 555-7617: tell the man "blue horseshoe loves
Anacott Steel..." You scored, Buddy! Be in touch.”
(兎に角、Wall Street1は、貴公子の青春にとって特別な映画だった!!!!)

Wall Street2では、1で描かれていた様な「友情もモラルもなく、ただマシンの様に稼ぎに行く!」と言う心地よいドライさがなく、家族愛や中途半端なモラル等に、翻弄される登場人物を見ていて、消化不良になりました。(笑) 因みに、公式サイトはここです。→http://movies.foxjapan.com/wallstreet/
まあ、あれから4半世紀経って、ビジネス界も変わってきたという事なのかも知れませんなあ。

それ以外の事で気づいた事は、今回は、字幕を見ないでも、7割程度、理解できた事です。
基本的に、難しい言い回しが多い映画の筈ですが。。。。
自信にはなりました。。。。

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