2011年10月14日金曜日

MS windows2008サーバの決定的な問題と、その克服!

Windows2008R2サーバに、手こずっております。
Windows2008R2サーバには、ntbackup機能が付いておらず、代わりに、Windows Server Backup と言うApplicationが、入っているのだが、これが全く使えない!


何が問題かと言えば、
1)自動バックアップには、専用Diskが必要
2)Volume単位のBackupとなり、ファイルやFolder単位ではできない。


問題点の詳細は、ここにも出ております。
兎に角、Windows Server Backupは、全然、ダメです。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090116/322933/?ST=win&P=1

http://primeserver.fujitsu.com/primergy/software/windows/technical/tips/w2008/w2008-02-03.html


特に、2)は企業で使うには、決定的な問題であり、Microsoft社によれば、「本格的なBackupには、Third PartyのBackupソフト(Symantecとか、Veritas)を使え!」と言うことらしい。
しかしながら、常に、緊急性を求められる貴公子の業務に於いて、SIベンダーに、こうした専用ソフトの見積もりを依頼し、納品を待ち、設定するなんていう「2週間仕事」に従事する余裕は、いつも通りありません。


また、そもそも、差分バックアップには、過去の痛い経験があり、「なるべく、世代管理の上、Full Backupをする!」と言う頑なPolicyを持っております。(笑)


と言うわけで、1)外付けHDDへのFull Backupで、2)世代管理も出来て、3)無料かつ迅速と言う事になると(つまり、昔のNtbackuみたいに使いたいなら)、ntbackupもどきのフリーののツールを、ntbackupの代用として使うしかないですねえ。


良いのがありました、fastcopyと言うツールです。
(勿論、64bit対応版もあります。)


詳細は、ここ。

下記は、Cドライブにある、dellと言う、フォルダを、世代管理をした上で(日付をattachした上で)、
Gドライブ(外付けHDD)にある”backup”と言うフォルダに、fastcopyソフト使って、backupするBatch FileのConfigです。
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cd c:\program files\fastcopy\
SET FNAME=G:\backup\%date:~4,2%%Date:~7,2%%Date:~10,2%-%computername%-doc.bkf
fastcopy.exe C:\dell\ /to="%FNAME%"
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後は、このbatch Fileを、WindowsのTask Scheduleで深夜に、実行させればOKです。
同じ問題を抱える方の参考になれば、幸いです。

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