2012年5月30日水曜日

Windows2003 Server, Domain Controllerの強制削除方法

2011年8月にアップした、ADサーバの信頼関係構築に関する下記記事がとても好評です。

異なるフォレスト間でのADサーバの信頼関係構築と、アカウント移行。

やはり、ADサーバには皆さん、苦労していると感じております。
本件は、そもそもが技術的に難しいし、ちょっと突っ込んだ事を調べようとすると、Microsoft社の英文技術サポートページを原文で当たるしかなく(日本語訳は、自動翻訳なので、訳が滅茶苦茶)、それが敷居を高めていると感じては、おります。

先日、ブログ購読者Aさんより、メールを貰いました。

>貴公子様こんばんわ!(中略) ADサーバを会社で運用しておりますが、Secondary
>DCサーバを、dcpromoコマンドを使い、DCから降格させたいのですが、
>(中略)降格できません。
>強制的に削除する方法はありますか?(中略) MSのサイトに行っても
>よく分からないので、よろしくお願いします。(後略)

貴公子も、とうとう「様」付けとなりましたねえ。(笑)
兎に角、メールをありがとうございます。

早速、お答えします。
「何かしらの理由で、DCを降格できない事象」はよく発生します。
貴公子の経験でも、4~5回、経験あります。
(因みに、DC構築運用経験は、軽く20~30回はいっていると思います。)

これをお試しください。
ntdsutilツールを使用して、強制削除する方法です。
→ http://support.microsoft.com/kb/216498/en-us
貴公子自身は、Windows2003サーバ上で何度も経験があります。
因みに、Aさんの場合は、すでにSecondary DCにはアクセスできない筈ですので、アクセス可能な
Primary DCにて、nutdsutilコマンドを走らせてください。

これで解決(強制削除)できる筈です。

では、Try !!!

0 件のコメント:

コメントを投稿