2012年9月19日水曜日

【週刊貴公子】 野田首相の狡猾さに、脱帽!そして、野田首相を支持する! 

保守を自認する貴公子は、長らく自民党支持層であったが、野田首相が、総理の任にある限りは、立場を変える事にしました!
民主党というよりも、野田首相の政治手腕に圧倒されたからです。

下記の記事をご覧下さい。
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/news/20120919-OYT1T00230.htm?from=main1
野田首相の権謀術数に翻弄される自民党と言う構図ですねえ。

(以下引用)
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野田首相は18日夜のTBS番組で、谷垣自民党総裁と交わした「近いうち」の衆院解散という合意について、「(首相)問責(決議)が出てきたという状況の変化がある。総裁選、代表選が終わった後にもう1回、3党合意の確認、仕切り直しをし、軌道に乗せなければいけない」と述べた。
また、「自分の言葉を重たいと思うが、あの時は、内閣不信任と問責を“武装解除”するという話があった」とも指摘した。
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消費税増税を、自民党との協力の下で、可決した際は、「自民党・野田派」とか、民主党と野田総理は揶揄されていたが、今となっては、「大企業の部長顔で、精神性も、単なるエリートサラリーマンのそれでしかない自民党・谷垣総裁」を、上手く祭り上げて、乗せに乗せて、消費税増税と言う劇薬成立に協力させた狡猾な野田総理という事になりますねえ。
しかも、消費税増税と言う劇薬を成立させておきながら、「本当に悪いのは、尻馬に乗った自民党の方だ。」みたいな雰囲気を作った、野田首相の演出力にも脱帽する。

言い換えれば、行政改革も不十分なまま、施行された消費税増税自体は悪だが、真に悪いのは、ポリシーを曲げて、尻馬に乗った野党自民党であり、権謀術数を弄した上で、「野党自民党を、尻馬に乗せた、与党民主党」は、大したものだと言う評価です。

これぞ、清濁併せ呑む、真のタフな政治家の姿である。
野田首相の凄みを理解できない、大衆メンタリティーに浸りきった、純粋真っ直ぐ君の民主党議員が、多数、離党したが、これはこれで止むを得ない事と割り切るべきでしょうね。

祭り上げて、乗せて、協力させた上で、自民党を増税の悪人に仕立てて、最後は、スパッと解散の約束を反故にする、野田首相はしたたかだ。
駆け引きを知っている、真の政治家だ。
この位、面の皮が厚い人でないと、国家は任せられない。(友達にはしたくないタイプだが。)

野田首相には、頑張って欲しい。

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