2013年1月27日日曜日

【週刊貴公子】 国際ビジネスパースンは、基本的に、楽観的なRisk Takerだ!

プラント大手・日揮スタッフ10名が、アルジェリアでテロの犠牲となったことに関しては、
同じ国際ビジネスマンとして、改めて深く哀悼の意を表します。

ただ、一言だけ、マスコミ報道に関して、コメントがあります。
日本のMediaでも、今回の事件は大騒ぎしてりますが、いくつかの点で、相変わらず、的外れです。
要は、日本人特有のNaiveさが、また出てきていると考えます。

と言うのも、仕事の安全性とかに、話を振ってしまっている。
酷い記事になると、「安全が保証されない海外での仕事は選別すべきだ。」なんて言う評論家のコメントを載せた記事まであった。

数日前の記事でも書いたが、こういうリスクも含めて、海外ビジネスだと思っております。
それに、国際ビジネスマンは、「お茶の間の安全意識」を、基本的に超越しており、そういったリスクを飲み込んだ上で、仕事をしております。

下記は、産経新聞の記事です。
「虚構の安心・安全の犠牲者」木山さんの大学恩師、石崎幸三さん手記「すまなかった」
>国内で「安心・安全」でいられるのと同時に、国外では志を高く持った木山君の
>ような若者があえて堂々と胸を張って「安心・安全」をものともせず仕事に挑ん
>でくれているのではないだろうか。

確かに、テロの犠牲者となった若者は、仕事に打ち込んでいたのであるが、別に、「『安心・安全』をものともせず仕事に挑んだ。」と言う程、切実な気持ちは持たずに行った筈だ。
私自身もそうだし、私の周りにもアルジェリアと同等か、それ以上の過酷な環境で、仕事を遂行しているビジネスパースンは大勢おります。
しかし、皆、飄々として現地に赴いております。
超越していると言うか、ある意味、楽観的だと言うか、兎に角、「安全・安心」よりも、Challengingな環境に、エキサイトするタイプです。

下記も産経新聞の記事だが、正に記事通りの楽観主義者が多い。

現場支える派遣技術者も犠牲に「貴重な戦力が…」
>同社は「ベテラン層は若いときから海外を転々としてきた人が多い。
>危険でも過酷でも、海外では逆に生き生きとしている」と話す。

と言うか、そういう人ばかりです。

貴公子も、所属会社で、時々、南米やアフリカ、中東でのJobアサインを提示されております。
現在は、公私共に色々とあるので、拒絶しておりますが、今年後半辺りは、ガンガン行きたいと思っております。(笑)

また、その位で無いと、国際ビジネスパースンなんてやってられませんしね。。。
取り留めもなくなったので、今日はこの辺で。。

兎に角、今回の事件で亡くなられた方の御冥福を、改めてお祈りします。

0 件のコメント:

コメントを投稿