2013年3月25日月曜日

アベノミクスに対する自己防衛策を緊急発動した!

安倍晋三内閣が昨年12月に発足して以来、株式市場は急伸しているし、急激過ぎる程、円安にも振れていて、各種景気動向指数は、大幅改善しております。

この経済政策は、御存じの様にアベノミクスと言われており、基本は、大幅な金融緩和政策です。
因みに、WIKIは、ここ。

貴公子は、経済学部出身であるので、多少の知見がある上で言いますが、この政策は、少なくとも伝統的な経済思想からは外れたものです。
但し、「では間違っているか?」と言われれば、「それは分からない。」としか回答できない。
兎に角、専門家の間でも、評価の分かれる金融政策であり、景気が回復するのか、それとも、批判派が言う様に、「ハイパーインフレが起きて、経済が崩壊するのか?」は、誰も分かりません。

経済政策の難しい所は、化学の実験の様に、「ちょっとやってみる。」とか、「失敗したら、別の方法を考える。」と言った事ができない事です。
失敗するか、成功するかは誰も分からないし、「失敗したら、奈落の底で、成功したら、歴史に残る。」と言う類のものです。

まあ、経済学は基本、後付けの理論ですねえ。。。。
アベノミクスが成功すれば、50年後の経済学の教科書では、もっともらしい方程式を使って、
その手法と効用が、「論理的に証明」されているでしょうね。

兎に角、学部で経済学をかじった程度の貴公子が、アベノミクスの是非を語るのは、下らないし、時間の無駄と言えます。

ただ一言だけ言えるのは、「大失敗する可能性も、相応程度ある。」と言う事です。
大失敗した場合は、ハイパーインフレが発生し、「日本の紙幣がトイレットペーバー」になると言う事です。
可能性はゼロではありません。

そんな不安を抱きながら、悶々としていた時に、昔、華僑ビジネスマンから言われたことを、稲妻の如く、思い出しました。
彼曰く、「なぜ日本人は銀行に預金するのか? そんなに政府を信用しているのか?」との事でした。また、「中国人は、現金を少しでも持ったら、ゴールドや不動産に投資する。」との事でした。

と言う訳で、大した財産も無い貴公子ですが、早速、不動産購入に走りました。
実質的な検討期間は、2週間で、昨日(日曜日)、購入契約を完了しました。
(現在は、賃貸マンションに住んでおりますので、都心部に分譲マンションを購入しました。)

少々、拙速な気もしますが、それだけアベノミクスに対する、危うさも感じていると言う事です。
とりあえず、少額の頭金を払い、残りはローンを限界近くまで借りてのマンション購入です。
この状態で、ハイパーインフレが起きれば、借金は実質的かつ瞬間的に、チャラと言う事になります。(笑)

まあ、一種のギャンブルですが(笑)、負けが無い、勝ち(ハイパーインフレが起きる)か、引き分け(特に何も起こらず、淡々とローンを返済する事になる)しかない、割の良いギャンブルと自負しております。

さあ、どうなるでしょうか。

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