2013年7月10日水曜日

【USCPA】 BECの最難関論点、3 Way Varianceをとうとう理解した!

Another71のサイトを見ても明らかですが、BEC受験者を悩ましまくっている、3 Way Variance Analysisの論点を、とうとう理解しました。

貴公子も、通算すれば、2年に渡り(実質的には4ヶ月程度)、BECを勉強してるが、この部分だけは、どうしても、今まで理解できなかった。
散々、受験した本試験でも、何度か出題されたが、ここは自信をもって、回答出来なかった。
(理解出来ていないのだから、当たり前ですが。。。。)

今まで、市販のテキスト(WileyやBisk等)は勿論、ネットでも散々、調べてきたが、ここの部分だけは、どうしても理解できなかったですねえ。。。
思うに、WileyやBISKの説明は、十分に詳しいのですが、いきなり詳細な点から、説明を始めるので、本論点に限らず、知識が不足している論点を、あれだけで理解するのは、辛いですね。
(英語の壁もあるのであろうが。。。)

兎に角、苦節2年の苦労(笑)に、最終的に終止符を打ったのは、またもネットからの情報。
具体的には、another71のこの記事ですね。
http://www.another71.com/cpa-exam-forum/topic/bec-variance-analysis-1

この記事を読んで、覚醒したのですが、貴公子が結局出来ていなかったのは、超基本ですね。

(以下、説明)
=============================================
つまり、Variance Analysisには、3つの種類がある。
種別1) Direct Labor Variance
種別2) Direct Material Variance
種別3) Factory Overhead Variance 

Direct Labor Cost と Direct Material Costは、共に、Variable Costのみで成り立っているので、Rate(Price) Varianceと、Efficiency Variance の2 WAYしかあり得ない。
一方(ここが非常に重要だが)、Factory Overhead Varianceは、Variable CostとFixed Costの両方によって、成り立っている。
よって、 Factory Overheadを、Variable CostとFixed Costの2つに分割する、2 way methodは、勿論あり得るが、この場合の2 Way Methodは、「Variable Cost自身を2つに分割する、種別1とか種別2の2 way Method」とかとは、意味が全く違う。
更に、種別3)の場合は、Variable Costを、重ねて、2つに分割(Spending VarinaceとEfficiency Variance)する事で、3 Way Varianceとする事も出来る。
=============================================

結局、貴公子が理解していなかった点は、下記です。
1) Variance Analysisには、3種別ある。
2) 種別1&種別2は、1セットと考えてよいが、種別3は、全く別物である。
3) 3 way variance とか、4 way variance の分析がなされるのは、Variable  Costと Fixed Costの
   両方から成る、種別3のみである。 

最終的に、Overhead Varianceの3 Way Varianceに関する、もっとも簡潔な説明は、このサイトに記載されている通りとなる。
http://www.answers.com/topic/three-way-analysis

要は、3 Way Varianceでは、FOH Spending Variance/ FOH Efficiency Vari./ FOH Volume Vari.に分解される。
4 Way Variance では、FOH Spending Vari.は、更に、Fixed FOH Spending Vari.と、Variable FOH Spending Vari.へと分解される。

因みに、ここには、もう少し、詳しい説明があります。
http://www.accountingcoach.com/online-accounting-course/30Xpg04.html#variable-manufacturing-overhead

言われてみれば、全くその通りなのだし、今まで読んだ市販のテキストにも、上記の内容は、良く読めば、書いてあるのであろうが、こう言う事は、自分で気付かないと、真の理解に至りませんねえ。

おそらく、この記事を読んでいる人の中にも、貴公子が、Another71の記事で、目から鱗が落ちた様に、上記の説明で、ストンと腹に落ちてくる人もいるとは思います。
この論点で苦労している人のお役に、少しでも立てる事が出来れば、光栄です。

本論点、クリアです。
血勝 !!

0 件のコメント:

コメントを投稿