2013年10月21日月曜日

入ってくる情報量が多過ぎて、処理できませんねえ。。。

日曜日の夜、ボーッと民放のバラエティ番組を眺めながら、酒を呑んでおります。
日本のテレビ自体、ニュース以外は、殆ど見ない生活が長かったのですが、最近は、何も考えずに、バラエティを眺めている時間が多いですね。
何も残らない、電波芸人のおしゃべりを見ているのは、面白くも何とも無いし、癒される事もないのですねえ。ただ、それでも見てしまいます。

なぜだろうか???

自慢じゃないですが、貴公子は、アラフォーになるまで、読む新聞は、International Herald TribuneやNew York Times、あるいは日経と言う生活でした。
読む雑誌は、ForbesやTime誌、テレビはBBCやCNNばかりでした。
そして、「国際政治経済分析が趣味!」と公言し、本屋に行っても、国際政治系や国際経済系の本ばかり、買い込んでおりました。

こうした、硬派な情報に接すれば、勿論、世界の裏側を含めた、色々な情報が入ってきます。
最近なら、TPP問題、米国のGovernment Shutdown問題、シリア問題、ユーロ経済危機問題、日本の財政問題や、福島原発問題等です。

だだ、長年、国内外の問題を検証してきて思うのは、常に問題が発生しているが、いつも、「何となく解決されている。」と言う事です。
今回の米国のGovernment Shutdown問題なんかは、典型でしたね。
あれ程、大騒ぎして、「米国債が紙屑になる。」とまで、各メディアが脅しながら、結局は、「根本的にではなく、何となく」、解決されました。

TPPも問題山積なのでしょうが、おそらく、いつの間にか締結されて、ふと気が付くと適用されているのでしょうね。

膨大なインプット情報に晒されながら、一々、心配になり、常に分析をし、自分なりの考えを纏める様にしておりましたが、何だか馬鹿らしくなってきますねえ。
結局、いつも、「極端な事が起きることもなく、劇的な展開が発生する訳でもなく、何となく終わっている。」と言う訳で、「硬派なメディア」のセンセーショナルな報道に対しても、最近は、白け気味です。(笑)
もう少し、踏み込めば、最近は、国際政治経済を熱く語っている同世代に出会うと、「子供っぽく」さえも感じてしまいますねえ。。。

理想論を言えば、「世界中の人が、高度な国内外の問題に思いを馳せ、自分なりの主張を固めるべき。」と言う事なのでしょうが、入ってくる情報量が過大で、そもそも処理もできませんしねえ。
そう言う訳で、貴公子もバラエティー番組に走り、思考を放棄する訳です。

まあ、貴公子も少し、疲れているのかも知れません。
しばらくは、流れに身を任せて、無理をするつもりはありません。
ただ、この世の1%とか2%の人間は、世界の大きな流れに対して、思考を放棄する事は許されないと言う「責任論」もある訳で、電波芸人の周波数で、物事を考えてはいけませんよねえ。
そこは、わきまえております。
まあ、貴公子も、その1%とか2%の人間と自負している訳で、国際ビジネスマンとして、相応しい目標を年内にでも、確定させます。

しばらくは、少し思考を固める期間とします。

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