2013年10月22日火曜日

自動車業界にとっては、ポールシフト! トヨタは大丈夫なのか?

面白い記事です。

CEOに伝えたい、「全産業デジタル化」の真のインパクト

上記リンクから、無料でダウンロードできる、IT INSIDERと言う冊子ですが、
よく分析した記事ですね。

>自動車にも十分当てはまります。自動車業界は現在、自動運転の話でもちきりです。
>2年前、ほとんどの自動車会社は「そんなことができるはずはない」と否定していました。
>しかし、いまでは「できる」といわざるを得なくなっています。それだけでなく、自動車各社は、
>どれだけ早く開発できるかを競い合っています。なぜならグーグルが、
>これらの企業に「できる」「やるべきだ」と圧力をかけたからです。

確かに、この通りです。
最近、数ヶ月は、我が国の自動車メーカーも先を競って開発し、そしてアピールしています。
トヨタも、少し前まで、あれ程、やる気無さそうだったのに、ここ最近は、必死にアピールしている所が可笑しいですよね。
まあ、背に腹は変えられないと言う事なのでしょうが。

>しかし例えば10年後に実現されるような自動運転車は、全く異なる意味合いを持ちます。
>「クルマをクルマとして考えるのをやめる」ということにもなり得るからです。乗るだけで
>A地点からB地点まで連れて行ってくれる。人は車内でテレビを見ているだけ、ということ
>になるかもしれません。

すぐそうなるのでしょうが、こうなると、自動車に対する考え方さえもかわってきますよね。

こうなると、自動車は、単なる汎用品というか、サービス用品になるのでしょうね。
現代で言う所のタクシー迎車の様になり、スマホで呼び出すと、どこからともなく、自動運転
無人運転者がやって来て、乗り込んで、行き先を言えば、その地点まで連れて行ってくれる。
社内では、酒を呑むなり、仕事をするなり、好きな事をやっていれば良いのでしょうね。

>現在の自動車業界はこぞって、運転する楽しみを宣伝し、この点で差別化しています。
>これが自動車を売るという行為の大前提です。「セクシーで高速、あなたが思いのままに
>コントロールできる」ということを売っているのです。

そうなってくると、自動車は単なる移動手段となり、現代の様に、高級感とか運転性能を誇る
必要も無くなりますね。
現在の乗馬クラブみたいに、運転をどうしても楽しみたい人は、地方のサーキット場かなんか
に行って、そこで、スポーツとして、運転すると言う事になるのでしょうね。

こういう近未来の自動車業界で、力を持つのは、現在の自動車メーカーではなく、ソフトウェア
を制御する、Google社みたいなクラウド管理会社になるのでしょうね。
きっと。

すると、メルセデスやトヨタや日産は、単なる製造会社へとなるのか、あるいは、会社そのも
のが無くなるのか?
いずれにせよ、IT技術の急激な発展と、それに伴う、社会構造の激変は面白いですね。
これだから、ITは面白い!

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