2014年7月17日木曜日

ベネッセの情報流失は、大騒ぎし過ぎ!

日本のニュース番組を見ていると、ベネッセからの顧客情報流失で大騒ぎです。
どのニュース番組もトップニュースで、扱っております。
曰く、「大切な情報が、雑に扱われていて、嘆かわしい。もっと、慎重に情報をあつかうべきだ。」とか何とか。
まあ、率直に言って、かったるい事を言っておりますね。
勿論、顧客情報管理が重要であることは間違いありません。
そして、顧客情報管理をベネッセが失敗したことは間違いない。

ただ、情報セキュリティーの専門家として言うが、完璧な情報管理なんてあり得ない。
手書き情報を、デジタル情報に変換して、LANに乗せた瞬間に、データ流失のリスクは、常にある。
そうであるからこそ、Wikileaksのサイトでは、どっかの国の首相や大統領の私的メールどころか、外交の機密情報までも、公開されている訳です。

繰り返すが、情報流失を許している訳でも、肯定している訳でもない。
ただ、「ある程度は、止むを得ない。」と達観はしている。
今回、流失した情報は、会員の住所や家族情報と言った類であり、銀行口座残高やクレジットカード利用明細と言った様な最重要情報ではない。
その意味では、銀行や証券会社が施している様な最高レベルのセキュリティーを施す必要は無かった。(仮に、カネに糸目を付けず、最高のセキュリティーを施しても、流失する時は、流失するが。。。)

ベネッセは、確かに反省すべきだが、事案に対して、マスコミは大騒ぎし過ぎである。
パレスチナとかウクライナ情勢とか、真に大騒ぎすることは、他に沢山ある!!

何かベネッセを貶める為の陰謀さえ感じるが、勘ぐり過ぎであろうか???
因みに、貴公子は、娘の為にベネッセの会員となっているが、この程度の情報流失は、全く気にしません。

0 件のコメント:

コメントを投稿