2015年5月5日火曜日

GWの家族韓国旅行で考える!

昨日の夜便で、韓国ソウルの4泊5日の家族旅行から、成田に帰国しました。
宿泊したのは、仁寺洞地区のど真ん中にあるホテルでした。
(場所が良かったし、ゴージャスでは無かったけど、機能的なホテルであり、まあ満足です。)

何か特別な用事があった訳ではなく、基本的に仁寺洞や明洞エリアをウロウロしておりました。
遠出としては、Samsung Everlandと言う、Tokyo Disney LandみたいなEntertainmentエリアに行きましたが、まあメーデーの祝日と重なったせいか、混雑し過ぎですね。
日本円で、6000千円位、大人一人で払ったのですが、あまりの混雑で疲れてしまって、30分で出てきました。(笑)
空いている時に、もう一度、行きたいですね。

韓国には、ここ数年で、何度も行っておりますが、今回、あの国の物価水準は、日本と全く同じである事を、確信しました。
日本より安いのは、タクシー代と街の食堂の値段ですが、日本のタクシーは、「金持ちしか乗れない!」と言う世界でも稀有の異常さを持っているので、韓国が安いのではなく、日本が高すぎるのでしょうね。
(韓国では、金浦空港から仁寺洞のホテルまで、40分くらい、ふっ飛ばして乗って、4000円位でした。)

一方、街の食堂は、700円位で、キムチチゲ定食が食べられるので、若干、日本より安いかもしれないが、あくまでも街の食堂であり、ちょっとした高級韓国料理店は、東京にあるちょっとした高級日本料理店よりも高いとは思いました。

と言うと、如何にも、韓国の発展を賛美している様ですが、そうは単純ではありません。
統計だけ見れば、確かに、あの国のサラリーマンの平均所得は、既に日本のサラリーマンとほぼ同じですが、格差が凄い。
サムソン電子に、何百人もいる部長の年収は、軽く1億円を超えている一方で、一般の労働者の年収は、200万円程度であり、兎に角、格差が大きい。
そのせいか、ベンツやBMWと言ったプレミアムカーは、街に沢山、走っているし、日本のそれよりも遥かに高い、韓国のカフェは、いつも満員である一方で、若者の貧困も問題になっている様です。

世界規模の現象なのでしょうが、経済格差は、韓国では我が国以上に、酷いですね。
もっとも、韓国人の同僚に言わせれば、「努力した人間が、経済的に高いレベルを維持するのは、当然の権利であり、日本みたいな疑似共産主義的な平等主義の方が、異常だ!」となるのですが。。。。

それと、街の全体がバリアフリー化しており、鉄道の駅は勿論、観光地もかなり進んでおりました。
ここは、日本に匹敵するレベルになっていると思います。
兎に角、停滞した日本とは異なり、行くたびごとに、街の変化に驚かされます。
正に、Dynamic Korea ですね。

ところで、利用した空港ですが、行きはソウル市内に近い、金浦空港でしたが、帰りは、仁川空港を利用しました。
久しぶりに仁川を利用しましたが、まあとても綺麗です。
ソウル駅から、仁川空港に直通する新線も完成しており、アクセスも快適でした。

空港に関しては、2014年9月23日の記事(沸騰するアジア!)で下記の様に書きました。

> 兎に角、どこの国の空港もとても綺麗です。
> 綺麗さの順位を付ければ、以下の様です。
> 成田 << ジャカルタ < 羽田 << KL < ムンバイ

ここに、仁川と金浦を加えると、こんな感じでしょうね。

成田 << ジャカルタ<金浦 < 羽田 << KL < ムンバイ=仁川

成田は、LCCばかりの安物空港と化しておりますが、羽田には期待したい!

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