2015年8月13日木曜日

15年前の100円マックの因果応報!

読売新聞の記事です。

マック中間決算、深刻な客離れで262億円赤字

>日本マクドナルドホールディングスが12日発表した2015年6月中間連結決算は、
>売上高が前年同期比29・5%減の852億円、税引き後利益が262億円の赤字
>(前年同期は18億円の黒字)で、中間期としては01年の上場以来、最悪の業績となった。

私自身、マクドナルドは嫌いではないので、たまに食べるのですが、前年同期比30%減の売上高と言うのは、強烈ですね。
最近のマックは、値段も普通に戻したので、ビックマックセットかなんかを普通に食べると、700円位はします。
その意味では、「普通の値段」なので、絶対値として、高くは無いのですが、15年前から数年前まで、続いていた100円マックを知る貴公子世代にとっては、700円と言えば7倍ですから、「高すぎる。買う気にならん。」となる気持ちも、良く理解できます。

これが、ブランドの怖さですね。
つまり、「マックは安い!」と多くの人の頭に刷り込まれているので、700円と言う普通の金額が、「マックのくせに、高すぎるぜ!」となってしまう訳です。
ユニクロが、50万円のエルメス同等品のバックを作っても、誰も買わないのと同じですね。

まあ、貴公子は今、自家用車の買い替えを考えており、Mazdaで非常に気に入っている車種があるのですが、250万円と言う、普通車としての「普通の金額」が、「Mazdaのくせに、200万円を超えるかよ!」と思ってしまうのと同じです。
なんてたって、「マツダ車=安い」と、貴公子世代は、刷り込まれているので。

まあ、ブランド戦略って、難しいですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿