2015年9月2日水曜日

日本企業の体質を憂う!

日本「経済界」新聞と化し、政権与党と大企業の広報誌と化している最近の日経ですが、さすがに東芝の今回2度目の決算延期発表を受けて、やっと真面目に、新聞らしく批判を加えようとしておりますね。

東芝 腐食の原点、告発が暴いた「病巣」
>こんなことがあっていいのかと思うことが横行している。我々のような現場のエンジニアが「不都>合なデータ」を報告しようとすると、部長や課長の段階で握りつぶされてしまう。上の顔色をうか>がって、中間層が悪い情報を上に上げないようにしているというのが、社内の実態だ。

これは、面白い記事でした。

因みに、2度目の延期関わる発表はここ。
→ http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr/tdnetg3/20150831/9gnzbq/140120150831488310.pdf


醜態ですが、「前代未聞の重大な事態」と自ら言い切るところに、誠意は感じます。

兎も角、どこの組織も同じですね。
「こんなことがあっていいのかと思うことが横行している。」と言う指摘は、東芝の様な超が3つ位付く、一流企業でも起こり得ると言う事を、我が国のビジネスマンに分からせただけでも、意味がありますね。
つまり、「東芝でさえそうなら、ウチ位の会社では、もっと酷くてもしょうがない。」と言う達観を、日本中のビジネスマンに植えつけました。(笑)
その意味で、今回の東芝は、日本経済に大きく貢献しております。

まあ、冗談は兎も角、ビジネスマンとして、脱力する記事ですね。
日本企業の体質を憂う!

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