2015年12月14日月曜日

社会構造が変わった!

月曜日の朝イチからパンチの効いた日経のニュース(電子版)でした。
これです。→ シャープは冬を越せるのか 空転する液晶分離交渉
上記の通りのタイトルで、日経のトップニュースになっておりました。

まあ、日経にこう書かれてしまうと、いよいよシャープも御臨終でしょうね。
貴公子が在籍していた拓銀でさえ、ここまで直接的には書かれませんでしたからね。
最後まで救いのない記事で、明るい内容は皆無でした。
因みに、記事の最後は、下記の文で終わっておりました。
** 関係者からは「シャープは年を越せるのか、冬を越せるのか」という声が上がっている。**
年内に御臨終と言った感じでしょうか???

ただ、昨日のブログでも紹介した記事(Wall Street Journalの4年前の”Why Software Is Eating The World”と言う記事)を読めば、止むを得ないのかも知れないと変に納得してしまいます。
ビジネス環境と言うか、社会構造自体が変わっており、シャープのこの惨状もまあ、時代の流れと言えるでしょうね。
IT化が世界を呑みこんでおります。

書店は消えアマゾンに、レンタルビデオ店はストリーミングに、任天堂はオンラインゲームへ、カメラはスマホへと言う具合に、あっと言う間に移行しました。
アマゾンは、今や世界最大の小売業だし、世界最大の転職斡旋業者は今やLinkedinです。
また、Uberは世界最大のタクシー会社となっているし、Airbnbは、一夜にして世界最大のホテルになりました。
ITネイティブ企業は、既存ビジネス業界をなぎ倒しており、これからこの傾向はもっと強まるでしょうね。
因みに、この記事ですが日本語訳がありました。→ 『ソフトウェアが世界を飲み込む理由』

まあ、驚愕レベルの先見の明ですね。(4年前に言っていたと言うのが凄い!)
要は、シャープは20世紀型企業だったのでしょう。
新時代に対応できない企業は、消え去るのみ。。。。






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