2016年1月13日水曜日

同情が、怒りに転化!

アークンと言う、東証マザーズに上場している情報セキュリティーコンサルの会社があります。
昨年末に上場したばかりとの事です。
会社のサイトはこちら → http://www.ahkun.jp/


しかしながら、上記の通り、本日もストップ安比例配分で、取引を終えました。
まあ、急落ですね。

この会社、実は、年初に、外部からのハッキング攻撃を受けて、客先情報が4000件近く、流出すると言う「不幸」に見舞われました。

ネットでは、「ネットワークセキュリティー会社がHackingされるとはお笑いだ!」みたいな事が書かれておりますが、巧妙に用意されたマルウェアを完璧に防ぐ事は不可能であり、その意味では、ハッカーに上手い事、やられてしまったと言う意味で、痛く同情しました。
まあ、ここまでは止むを得ないと思います。

因みに、「Sand Boxとか入れてなかったんじゃないの?」と指摘する人は、標的型攻撃の怖さを知りませんね。Sand Boxをガチガチに設定しようが、コード解析をしようが、残念ながら、完璧には防げません。日銀の金庫だって、ルパンⅢ世に狙われたら、お終いの様に、完璧は有りえません。

ネットワークセキュリティーに携わる貴公子も、ここまではアークン社に同情したのですが、この後、
一気に同情が消え失せ、失望に変わりました。
もっと言えば、それさえも通り越して、「こんな感覚だから、Hackingされるんだ。この程度の認識なら、この会社は消え去った方が良い。」とまで、思い始めました。
(きっと、多くの人がそう思ったのでしょう。そうであるからこそ、連日のストップ安なのでしょうね。)

ところで、貴公子が、「こんな感覚」と蔑む理由は、下記のプレスリリースを読めば、小学生でも分けると思います。正に、お笑いレベルです。
酷い会社だ!

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