2016年3月3日木曜日

米国大統領選に想う!

本日付の現代ビジネスの記事です。
→  東芝解体へのカウントダウン ~ついに東京地検特捜部が粉飾事件の捜査に動き出す!

とうとう、鬼の特捜部の登場ですね。
記事には、「一罰百戒の見せしめ」と書いてありますが、そうなのかも知れません。
シャープも、その存続が限りなく不透明になっている中で、シャープ以上の大物である東芝も御臨終の時を迎えているのかも知れません。

と、ここ数日、我が国の行く末を案じていたのですが、こんな一企業の粉飾なんてどうでも良い様なニュースが米国から飛び込んで来ました。

震源は、あのお騒がせ男のDonald Trump共和党大統領候補です。

CNNの記事です。
→ Donald Trump stumbles on David Duke, KKK

CNNのキャスターから、Ku Klux Klanからの支持をどう想うかと何度も聞かれたのにも関わらず、即座に否定せずに、「そんな団体は知らない。」と回答を避けました。

>"I don't know anything about what you're even talking about with white
>supremacy or white supremacists,"

Klanを知らない?

日本人だって、アメリカの政治とか歴史を少しでもかじった人なら、誰でも知っている過激な白人至上主義団体です。
Trump氏は、この報道の後、周囲から叩かれまくって、訳の分からない言い訳をしているが、まあ問答無用ですね。
Klanに心酔する男が、大統領になったら、我々の様なKlan用語での”Yellow Jap”は、怖くて米国にi行けなくなりますね。。。

恐ろしいのは、これ程の問題発言をしたTrump氏が、このインタビュー直後の共和党候補指名大会集中日のSuper Tuesdayで、圧勝したことです。
あの国の民衆は、1960年代の公民権運動以前の暗黒時代に、針を戻そうとしているのか???

この半世紀に渡るの米国公民権運動は、何だったのであろうか? と空しくなりますねえ。

そんな事を、考えながら、1988年のGene Hackman主演の映画、Mississippi Burning を、20数年の年月を経て、見返しました。
1960年代の公民権運動と、Klanを描いた骨太の問題作です。
(貴公子は、高校時代にこの映画を、池袋の映画館で初めて観たが、怒りに体が震えた事を今でも思い出します。)
Mississippi Burning


かの国は、Trump大統領の下で、あの時代に戻るのであろうか。。。
まあ、日本経済の不調など気にもならなくなる位の米国政治の退化と惨状ですね。

仮に、Hillary民主党候補が大統領になったとしても、我々”Yellow”は、Trump氏がこれだけの支持を現代の米国で広げた事を忘れることはありませんなあ。。。

【今夜の名曲】
Klanの事を書いたので、こっちまで気分が悪くなりました。
そんな訳で、今夜は、Ray Charlesの”I Can't Stop Loving You" で締めます!.




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