2016年4月29日金曜日

連休中に読みたい本!

ゴールデンウィーク突入ですね。
家族で数日、九州長崎に旅行に行く予定ですが、それ以外は特に予定もなくヒマです。
という訳で、連休中に読む本を買い込もうと思い、本屋に行きました。
まず、入り口付近に平積みにとなっている、シャープ崩壊(日本経済新聞社)と言う本はソソられましたねえ。

速攻で手に取って、レジに並んでいたのですが(混んでいた)、並んでいる内に、「この超ドメスティックなダメ日本企業の内ゲバ話を、いくら暇だからと言って、読んではいけないなあ。この超マイナス思考本を読むくらいだったら、酒飲んで、競馬して、ポーカーをやっている方がマシだ!」と思い直し、止めました。

正しい判断だったと思います。
シャープは既に終わった企業であるし、今後は、ホンハイ支配下で、全くの別会社となります。
その新会社の動向は今後も注視したいが、シャープの内ゲバ話は、もう終わった話です。
シャープ本を読むのは時間の無駄を通り越して、国際ビジネスマンとして有害でしかありませんね。
「転落!清原和博」的なゴシップとしては面白いのでしょうが、読んでも何も残らないでしょうね。。。

そう言えば、その「新会社」の関連ですが、こんな記事が、数日前に日経に載りました。

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シャープは従業員を1000人規模で削減する検討に入った。台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業はシャープ買収に際して国内の人員を原則として維持する方針を示していた。ただ足元の業績が想定以上に悪化しており、シャープは一段の固定費圧縮が避けられないとみている。
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まあ、約束は守られないから約束な訳ですが(笑)、反故にされるまで早かったですね。
この事だけをみても、ホンハイが如何にシャープを舐め切っているかが良く分かります。
断っておきますが、Terry Gouはビジネスマンとして冷徹に物事を進めているだけで、非難するつもりは全くありません。むしろ、尊敬さえしております。

話を戻します。
と言う訳で、シャープ本は棚に戻して、もっと前向きの本を探しましたが、暗いタイトルの本ばかりが目に付きました。
先日、読んで痛く感動したイーロンマスクの本とかを探していたのですが、不思議な程に、「マイナス金利が日本を滅ぼす」とか「日本経済の終焉」とか、そんなのネガティブ本ばっかりでした。



と言う訳で、しばらく佇んでいたのですが、最終的に落ち着いたのは、下記の本。
「女が動かす北朝鮮」 (文春新書)


昨夜の夜から読み始めておりますが、面白いですね。
かの国(Democratic People's Republic of Korea)の近現代史としての資料でもあり、勉強にもなります。
こういうのを、「手に汗握る権力闘争」と言うのであり、それに比べれば、シャープの内ゲバは不良中学生の縄張り争いレベルです。

では、皆さん、よい連休を!


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