2016年8月13日土曜日

時代錯誤な思想に引きずられる自分自身に渇 ! 

土曜日の夜です。
忙しい一週間でした。

最近、思うのですが人間と言うのは、長い間で培った自分の考えを変えるのは、本当に難しいと言う事です。
貴公子も、最近、思い至ることがいくつかあります。

例えば、酒。
30代まで、かなり無茶な飲み方をしていたし、40代になっても、頻繁に呑み会を開催して、随分と時間とカネも使いましたねえ。
告白すれば、「呑み会を開催して、酔っ払うことがカッコいい!」と言う深層意識がありました。
ただ、言い訳をすれば、少し前までは、「飲みにケーション」と称する社交がビジネスで重要とされており、そこを無視できないと言う社会風潮もあったと思いますが。。。。

しかしながら、10年位前から、時代は大きく変わっております。
酒はスマートではないし、ましてや酒をビジネスの席に持ち込む時代ではなくなりました。
ビジネスはビジネスとして、淡々と進め、昔みたいに酒の席で、仕事の話をする時代ではなくなりました。

頭では分かっていたのだけど、何となく、心が受け付けずに、ダラダラと呑み会を開催して、時間もカネもそれなりに使っておりましたが、それも全部止めにします。
時代は変わったのです!

週に1度~2度のペースで呑み会を開催し、それ以外の日も、自宅で夕食時に日本酒とかビールを飲んでいたのですが、今となっては、時間とカネの浪費としか思えなくなりました。
ざっくり、月に5万円程度を酒に使っていたし、二日酔いの時間帯も含めれば、月数十時間を浪費しておりましたねえ。

今後は、酒の席で仕事を進めるという概念を捨てます。
仕事の話をするのなら、スタバで十分だし、友人との旧交を温めるならば、飲み屋ではなくレストランで、プレミアムビールとワインを嗜みながらで良い訳で、今後、酒に対する浪費は激減することとなります。笑
これは、貴公子にとっては非常に大きな思考転換です。

ゴルフもそうです。
貴公子も、昨年、少しゴルフをかじりましたが、ゴルフを通じて、ビジネスを進めようと言う考え方も、酒と同じで、時代錯誤です。
ゴルフを通じて、親しくなって、仕事の話をするという時代ではないし、ましては、スコアが90を切ったから、周りから凄いと言われる時代でもありません。

そもそも、朝5時起きして、3時間運転して、ゴルフ場に行き、そこから何時間も接待ゴルフで気を使い、また運転して、夜9時に帰宅するなんてのは、健康に悪いです。
よって、ゴルフが好きなら兎も角、ゴルフをビジネスの取っ掛かりにしようと言う「不純な気持ち」で始めた貴公子が、ゴルフを続ける意味はなくなりました。

これも、大きな時代の変化かも知れません。
「ゴルフせずして、ビジネスマンにあらず。」と言う時代が長かったので。

さて、本題です。
シャープには、とうとうホンハイの資本が注入されてみたいですが、シャープも時代錯誤でした。
少し前の記事ですが、産経新聞の記事です。
→ 鴻海会長、シャープ酷評「悪い卵しか産まぬ鳥はいらん!カットすべき人はカットする」「金持ちの息子みたいな社風」
>その戴氏はまたシャープの社風を「金持ちの息子のよう。ぜいたくで、期限もコスト意識もなく、>責任もない」と批判し、「郭会長は、日本人に経営を任せたいと候補者を探したが、このような
>財務状況では無理だと結論づけた。自分の息子は自分で教育できないだろう」と明かした。

シャープの文化は、日本の伝統的大企業の文化であるが、日本の企業文化も徹底的に時代錯誤なのでしょうね。
上記記事にも書いてありますが、サラリーマン社長であるシャープ現社長と、一代で世界的な企業を作り上げたTerry Gouでは、役者が違い過ぎるし、思想レベルで差があり過ぎます。

シャープの一連の問題は、「時代に適応しないと、生きたまま喰われてしまう。」と言う良い例だと思っております。

貴公子も皆さんと同様に、時代に合わせて、生き方を変えてゆく必要があるのですが、人間の哀しいサガで、頭では分かっていても、中々、変化できないんですよねえ。。。

意識を研ぎ澄まして、時代を見ながら、思考変化できる柔軟性を持ちたいと思う。



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