2016年4月29日金曜日

連休中に読みたい本!

ゴールデンウィーク突入ですね。
家族で数日、九州長崎に旅行に行く予定ですが、それ以外は特に予定もなくヒマです。
という訳で、連休中に読む本を買い込もうと思い、本屋に行きました。
まず、入り口付近に平積みにとなっている、シャープ崩壊(日本経済新聞社)と言う本はソソられましたねえ。

速攻で手に取って、レジに並んでいたのですが(混んでいた)、並んでいる内に、「この超ドメスティックなダメ日本企業の内ゲバ話を、いくら暇だからと言って、読んではいけないなあ。この超マイナス思考本を読むくらいだったら、酒飲んで、競馬して、ポーカーをやっている方がマシだ!」と思い直し、止めました。

正しい判断だったと思います。
シャープは既に終わった企業であるし、今後は、ホンハイ支配下で、全くの別会社となります。
その新会社の動向は今後も注視したいが、シャープの内ゲバ話は、もう終わった話です。
シャープ本を読むのは時間の無駄を通り越して、国際ビジネスマンとして有害でしかありませんね。
「転落!清原和博」的なゴシップとしては面白いのでしょうが、読んでも何も残らないでしょうね。。。

そう言えば、その「新会社」の関連ですが、こんな記事が、数日前に日経に載りました。

=========
シャープは従業員を1000人規模で削減する検討に入った。台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業はシャープ買収に際して国内の人員を原則として維持する方針を示していた。ただ足元の業績が想定以上に悪化しており、シャープは一段の固定費圧縮が避けられないとみている。
======

まあ、約束は守られないから約束な訳ですが(笑)、反故にされるまで早かったですね。
この事だけをみても、ホンハイが如何にシャープを舐め切っているかが良く分かります。
断っておきますが、Terry Gouはビジネスマンとして冷徹に物事を進めているだけで、非難するつもりは全くありません。むしろ、尊敬さえしております。

話を戻します。
と言う訳で、シャープ本は棚に戻して、もっと前向きの本を探しましたが、暗いタイトルの本ばかりが目に付きました。
先日、読んで痛く感動したイーロンマスクの本とかを探していたのですが、不思議な程に、「マイナス金利が日本を滅ぼす」とか「日本経済の終焉」とか、そんなのネガティブ本ばっかりでした。



と言う訳で、しばらく佇んでいたのですが、最終的に落ち着いたのは、下記の本。
「女が動かす北朝鮮」 (文春新書)


昨夜の夜から読み始めておりますが、面白いですね。
かの国(Democratic People's Republic of Korea)の近現代史としての資料でもあり、勉強にもなります。
こういうのを、「手に汗握る権力闘争」と言うのであり、それに比べれば、シャープの内ゲバは不良中学生の縄張り争いレベルです。

では、皆さん、よい連休を!


2016年4月27日水曜日

日本経済は、迷走している!

仕事も、段々と忙しくなってきましたねえ。。。
書きたいことは色々とありますが、やはり経済状況が気になります。

三井物産と三菱商事と言う大御所が、共に昨年度赤字に転落したとの事で驚いておりましたが、昨日は、野村証券が欧州ビジネスで失敗して、大赤字とのニュースが飛び込んできました。
また、三菱重工もイタリアの船主から、豪華客船を受注したまでは良かったが、納期遅れで大幅損が発生したとの事です。
東芝もシャープもあんな感じであるし、ざっと見て、伝統的な大企業は、銀行も含めて、どこも苦しく、青息吐息の感があります。

その一方で、元気一杯なのは、米国大統領候補のトランプ氏と日銀の黒田総裁のみ。
噂によれば、日銀は、明日にでも金融追加緩和策を発表するとの事ですが、何をやるつもりなのでしょうか?
黒田総裁は、登場時点ではミステリアスな感じもあり、ある種のカリスマ性があったが、2ヶ月前のマイナス金利導入位から、ただのヒステリックな男に成り下がった感があります。

効果が出ない自身の政策にイラついて、更に過激な薬を打ち込んでと言う感じで、どんどんとエスカレートしており、明日は、一体、何をやらかす気なのかと心配になってきております。
何だかモテない男が、キャンパス内で手当たり次第に口説いているのに、全く相手にされていないと言う構図とそっくりで、見ていて気の毒になってきますねえ。。
ちょっと、落ち着きましょうよ!

そもそも、金融政策で経済を好転させると言うのは、難しい話でありますね。
「金融政策は、財政政策の従である」と言うのが、従来の経済学の大原則であるのに、そこを取っ払って、意地になって、過激な金融政策を手当たり次第に繰り出している感があります。
まあ、明日は何が起きるのでしょうかねえ。。。

さて、今夜の名曲です。

2010年の米国映画、Sex and The Cityの主題歌でもある、Empre State Of Mind。
パワーチャージされます!


2016年4月24日日曜日

パナマ文書の衝撃。こんな事なら消費税への一本化だ!

今週末は、マラソン大会に出たり、本を読んだりしてのんびり過ごしております。
パナマ文書(Panama Paper)は、世界的に大騒ぎになっておりますね。

Giant Leak of Offshore Financial Records Exposes Global Array of Crime and Corruption

Iceland’s Prime Minister Steps Down Amid Panama Papers Scandal


アイスランドの首相が辞任しましたが、ロシア・プーチン大統領やイギリスのキャメロン首相の名前も挙がっている様ですね。
要は、Tax Heavenのパナマを利用した税金逃れです。

はっきり言って、かなり頭にきます。笑
貴公子みたいな一般的なサラリーマンでさえ、所得税、住民税、固定資産税、自動車税、そして消費税を入れれば、年収の30%位は、何だかんだで税金を払っております。
その一方で、天文学的な資産を持つ世界中の大富豪が、税金対策と称して、策を労し、貴公子が払う税額以下しか払っておりません。

本当に、頭来ますねえ。。。
大富豪の税金の払いっぷりを調査・告発する会計事務所を設立したくなって来ました。笑
ここで、大富豪の租税回避を撲滅する名案を思い付きました。
多分、会計士とか税理士で、これを言うのは、貴公子が我が国初だと思います。

それは。。。
税法が複雑だから、こんな不正が可能である訳で、一層のこと、所得税とか相続税とかをすべて廃止して、消費税一本にすれば不正を防げるのではないか? と言う提案です。
消費税だったら、使った分だけが課税され、所得控除とか扶養控除とかの面倒くさい話がすべて省略できるので、大富豪は不正のしようがない筈です。
「消費した分だけ払う。」と言う超単純明快の話です。
確かに、逆進性の問題があり、消費税一本にすると低所得者層にシワ寄せが来るが、そこは低所得者向けの補助金とか、別の方法で解決すれば良い。
解決すべき問題は多々あるが、大富豪が脱税している現状を放置するよりは遥かにマシです。

それと話は変わりますが、これだけ世界的に大騒ぎになっているのに、日本では概略程度の報道しか出ていないのが不思議です。
本来、日本は税金に厳しい国で、スポーツ選手や芸能人がちょっと「節税」しただけでも、選手生命や芸能人生命が絶たれるのに、全く不公平です。
海外からの報道によれば、日本人の富豪の名前が、何人か名前が挙がっているらしいが、日本のマスメディアは完全に無視ですからねえ。。。

まあ我が国の報道各社の自主規制も、徹底しているなあと変に感動していたら、こんな記事に出会いました。
元官僚で、今や反体制派となっている古賀茂明氏の記事です。
→ パナマ文書、なぜ日本の大手マスコミは「日本関連を除いて」報道するのか

まあ、一つの見方なのでしょうが、本当にここまで、我が国のメディアは腰抜けなのでしょうか?
さすがに半信半疑です。

本件、調査追求してゆきます。

2016年4月23日土曜日

怠け者の弁明! ~ 3回目のハーフマラソンに出場

本日、近所でちょっとしたマラソン大会があり、参加してきました。
申し込んだコースは、ハーフマラソンの部です。

で、肝心なタイムですが、今までで最悪で、自己ベストの2時間15分を大きく下回る惨敗でした。
最初の10キロはとても調子が良く、2時間切りは確実に思えたが、10キロ以降はガクンと遅くなって、15キロ以降は、更にペースが落ちました。
最後は、殆ど、歩いているスピードでした。

暑かったですね。
過去2回は、冬のレースで気にならなかったが、長袖のランニングウェアは今の時期はダメですね。
それと、最近は仕事が忙しく、走り込みが圧倒的に減っており、月間で100キロを走っておりません。やはり練習しないとダメですねえ。。。
そんな後悔の念を持ちながら、走っておりました。
暑かったので、タイムはダメだったけど、まあ制限時間内に完走したから良しとしましょうね。

レース終了後は、過去二回以上に汗が噴き出しましたが、同時に二日酔い系の頭痛に見舞われました。
最近、酒は呑み会でもビールグラスで数杯程度しか呑まないし、自宅では缶ビール一本がいい所で、昔に比べれば、酒量は10分の1です。
そうであるのに、レース後に、突然、二日酔い系の頭痛に見舞われたのは、そうした少量のアルコールが体の細胞の隅に残っており、それが暑さと相まって、纏めて噴き出した為でしょうね。
ついでに言えば、アルコールと一緒に、邪念も昇華された様な気分を感じており、今は、とても落ち着いて和やかな気持ちになっております。

兎に角、冬のレースと比べて、本当に疲れましたねえ。。。
疲労感が半端でありません。
今後ですが、とりあえずハーフを3回こなしたので、次はフルマラソンに挑戦します。
ただ、これから夏ですから、今年の秋以降となるでしょうね。

マラソンも、中々、奥が深いですね。



2016年4月20日水曜日

繋がる!

色々な事が連鎖しますねえ。。。
昨夜、退社後に外部のBlock Chain専門企業が行っている技術セミナーに参加しました。

勉強会終了後に、ちょっとした座談会があり、創業者の方の一人が、とても感じの良い方で、尚且つ、専門知識がとても深く、暫く話し込んでいたのですが、その方が、高校のちょっと上の先輩だと言う事が判明しました。
また、そのセミナーには、その創業者の友達と言うことで、何人かの高校の先輩も来ていたのですが、全員が全員、途轍もなく「知的レベルの高い方」でした。

貴公子は、自分の出身高校に対しては、愛着は昔から皆無でした。(KO大学には多少の愛校心はあるけど。)
まあそれなりに優秀な高校ではあったが、逆に言うと、ただそれだけで、覇気とかパッションに満ちた学校ではなかったですねえ。
平たく言うと、みんな揃って東大に行って、有名企業に入社して、ソツなくエリート街道を歩むと言うタイプが多い様に感じられ、要は、「面白みがない。」と感じておりました。

そんな訳で、同窓会費も今まで払ったことは無かったのですが、今回、お会いした数名の先輩には感動した。
非常に知性がありながらも、ワイルドに我が道を行く感じで、兎に角、思想と行動力がありますね。
良い意味での「知的な不良」であり、「大企業でソツなく」と言うタイプとは対極をなす方々でした。

たまたま、あの数名がスペシャルだったのか?
それとも、貴公子の代は、学生の質が変わったのかどうかは定かではないが、兎に角、非常に感銘を与える方々でした。 
まあ単に、貴公子の周りにいた同級生だけが、類は友を呼ぶの観点から、ダメダメ君の集合体だったかも知れませんが。(笑)
いずれにせよ、今年は同窓会費を支払う気になりました。

また人間関係が繋がりました。
不思議な感覚ですが、こうした繋がりを大切にしたいと思います。

さて、本日、感動したカルビー社長の記事です。
良いことが書いてあります。→  成果さえ出せば「午後2時でも家に帰ればいい」

2016年4月19日火曜日

Upcoming IT Trend

Up to 10 years ago, we had not been allowed to escape from “Software Restriction”, which had forced us to purchase new licensed Windows OS and Application every 3 or 4 years, more worse, coupling with new hardware.

However, in 2005 and 2006, the rule of game was suddenly forced to change with advent of new IT devices ; tablets and mobile devices such as iPad, Kindle, Smartphone and etc.
These new devices allows device-owner to upgrade software just one click free of charge and makes us get rid of replacing new hardware just for software upgrade.
Additionally, many applications are becoming available free of charge at least for individual users.
This environment made big software companies such as Microsoft abandon the traditional business model (software selling style) and made them transform themselves to application and solution providing technology focusing entities.
This trend happened 10 years ago and is still continuing.

Next rule change occurred through the latter of 2000s to early 2010s.
Nobody can deny that Virtualization and Cloud technologies had drastically changed the business model applied by IT companies worldwide and, in result, Society itself during this period.
This change leads hardware companies to difficult time for business processing and many Hardware manufacture such as HP into bankruptcy recently.

The above rule changes made big impacts not only on IT industry but also on our daily life.
However, next generation technologies such as Crypto Currency, Block Chain, IoT and Artificial Intelligence are now in line to come.
Some portion of IT specialists have already fully understood the real impact of these new technologies and now making trial and error for implementation.
Nobody knows as of now what these latest technologies definitely bring us but we are still sure that more integrated IT environment might come.
The essence of Block Chain technology is the recurrence to back-end or infrastructure technology from high layer or application, which inevitably might diminish the business volume of software/application development vendor and instead accelerate data center business around the world.

This scenario is envisaged personally as of now but, as technology is advancing every moment, we need to be so careful not to miss small change.

2016年4月18日月曜日

日曜の夜です!

週末は、自宅に色々と仕事の資料を持ち込んで、「あれとあれをやっておこう!」みたいな感じで、テンションだけは高いのですが、実際の所、あまり出来ませんねえ。。。

仕事関係のドキュメントをちょっと読んだりはする程度が良い所で、報告書作成とかまでは中々、出来ませんねえ。
まあ、週末に中途半端に仕事をして、翌週、疲れ切っているよりは、リフレッシュして、翌週、覇気を持って仕事を始めた方が良いと都合の良い解釈をして、土日の「怠惰」を正当化しておりますが。

ところで、来週末は、3回目のハーフマラソン出場です。
週末に、10マイル(16キロ)走る事は、ここ数ヶ月の習慣とはしておりますが、平日は殆ど走れないので、月間走行距離として、100キロを超えることは、ここ数ヶ月ありません。
と言う訳で、圧倒的に運動量が不足しておりますね。。。

また、気温も急に高くなってきており、走りにくくなっており、タイムを縮めるのも簡単ではないかもしれませんね。
まあ、仕事も忙しくなってきたし、色々と大変ですが、自己ベスト更新だけは達成したいと思っております。
今週は、平日も2~3回は、夜、時間を見つけて走りたいと思います。
今週も頑張りましょう!

2016年4月17日日曜日

Time for Bernie !

I am a Japanese blogger living in Tokyo, Japan.
Some guys asked me "why does a Japanese like you have so much interest in U.S.politics? "
But from my point of view, the answer is very simple; "As U.S. has been the sole super power country in the world and still have big impact on world economic and political structure, why can anyone be indifferent to U.S. politics on the earth ?
That is the reason that I write down this blog....

=========================
After I read the book "Sons of Wichita" featuring on U.S. Super elite "Koch Family"recently, my social-politics philosophy was forced to changed from Neo-liberal to Social Liberal, which almost automatically made me change my support from Republican to Barnie Sanders, Democratic President Candidate.

The book is impacting me so much that makes me to investigate ongoing US Presidential election so closely and find that America is now in the huge transitional phase of its history.

Historically, America has been formed by Democratic System strongly influenced with "survival for the fitness"Capitalism, which has been almost different from the other Capitalism regions such as E.U., Japan and etc.
For example, in Japan, Capitalism has been built up during several centuries and is now in the stage of welfare-focusing-type or social-capitalism stage, where everybody can receive the benefit of basic medical service and higher education service at public university almost free of charge or provided with very small amount of money.
This philosophy has been nurtured in several centuries and is now being stable as it is while there is sometimes swinging from right to left or vice-versa.

On the other hands, for example, the tuition fee at U.S. top universities (e.g. IVY League) cost you around USD100,000 per year, which make almost impossible for middle class family to send their son to such top educational institutions.
Additionally, the medical fee and monthly insurance charge at U.S. is so expensive that middle class people can not receive the basic medical benefit even though U.S. is boasting of the best medical technology in the world.
It is cynical contradiction, I think and everybody might agree this.

Today's CNN news on Barnie Sanders is very simple but so persuasive.
Bernie Sanders says he met Pope Francis during visit to Vatican City

>His speech Friday largely echoed his usual remarks on the campaign trail in the United States: >that wealth is concentrated in the hands of too few, and the middle class is disappearing.
>"We can say that with unregulated globalization, a world market economy built on speculative >finance burst through the legal, political and moral constraints that had once served to protect >the common good," he said.

I think, it is time for America to rethink the social structure, which, up to now, seems to have been focusing on MONEY itself too much and ignoring the view of social welfare and equality.
I am now assured that U.S. is the most hierarchical society in the world whose philosophy is too much simple; the rich is becoming richer, the poor poorer and middle class is just disappearing.
The society featuring with the philosophy of "the rich is becoming more" is the one described by Karl Marx 150 years ago on his book "Captalism" as the perfect precondition ready for communist revolution.

America needs to be more relaxed society focusing on the power of middle class or ordinary people, not by governed by super elite class like Koch Family, Bush Family and Clinton Family.
I would like to expect Barnie as the one to gradually transfer America to welfare oriented society and in result change the economic and social landscape of the world.
In other words, the general and mild approach applied by President Barnie could be only solution to prevent the spreading the radical communism philosophy in U.S.

2016年4月13日水曜日

経営理論を学ぶべきなのだろうなあ。。。

日経電子版に、サントリーHDの社長の新浪氏のインタビュー記事が出ておりました。

>トップが自己犠牲の精神でメンバーのために一生懸命尽くすと、みんなトップを信頼し
>言うことも聞くようになる。リーダーシップとはこういうことかと実感しました。

新浪氏は、三菱商事に在職中にハーバード大学MBAに留学したとの事であるが、そこでの経験が色々な面で役に立っていると言っております。
本日、会社で国際ビジネスマンのちょっとしたセミナーがあり、貴公子も出席したのですが、彼の理論と実践に基づいた経営者論も面白かったですね。

経営のプロを目指すためには、経営理論を体系的に勉強した方が良いのかなあと思い始めております。
とは言いつつも、年間授業料1千万円のハーバードMBAに会社を辞めて行くのは不可能だし、かと言って、国内の大学で会社帰りにMBAを取る気にもなりません。

現実的な線として、中国か韓国、あるいは香港あたりのMBA大学院でインターネット受講が可能な所が候補となりますね。
勿論、欧米の大学でも良いかも知れませんが、高そうですねえ。。。
ちょっと調べてみますが、別に学位が欲しいわけではなく、体系的に経営理論を学びたいので、インターネット受講も、まあ有りでしょうと最近は思っております。

一方で、最近、読んだ書評で、「愛犬たちから見たワーグナー」と言う本からの抜粋がありました。曰く、「どんなにこじれた問題にも解決はある。ぼくはそれを『ワーグナー式解決法』と名付けたい。つまり、事態をとことんまで悪化させてしまうんだ。」との事です。

そうですね。
中途半端に隠蔽するのではなく、徹底的に事態を悪化させてしまう「度量」が必要なのでしょうね。
日本人は、物事を徹底して、膿を出し切ると言うのが苦手で、いつもテキトーに表面を装飾してお終いにしてしまうので、この言葉は耳が痛いですね。

MBAの件も、徹底的に調べてみます!

2016年4月10日日曜日

休暇の過ごし方が変わった!

独身の頃は、と言うか若い頃は、週末と言えば、自己研鑽系の勉強や格闘技系の運動、あるいは読書等で、過ごしておりました。
読書と言っても、経済経営系とかIT系、あるいは思想系の本であり、まあ気楽に読むような本ではなく、緊張感を持って読むような本でした。

要は、結構、ストイックであったと思うし、同時に向上心に富んでいたと思います。
しかし、その一方で、常に飢えた狼の様に、常に精神的余裕が無かったのも事実です。

最近は、どうやって心を落ち着かせるか? 精神をどう安定させるか? を重視しております。
その意味で、格闘技は辞めました。
テクニックを磨いて、ガンガン相手を攻め込むのは、肉体的運動と言う意味では非常に有効だが、一方で、精神が攻撃的になるのも間違いなく、心の安定とは程遠いですね。

ちょっと前に読んだ記事ですが、最近のエクゼクティブの3大趣味は、今は、座禅、ジョギング、美術館巡りとの事でした。
この3つは、すべて心を落ち着ける事を目的としており、まあ考えることは一緒だなあと妙に感動しましたねえ。。。

1年くらい前に、貴公子はゴルフに挑戦したが、あれも貴公子的にはダメです。
まず、運動量として絶対的に少ないのも理由ですが、それ以上に、接待とか懇親で行う事が多く、プレー中の何時間も気を使い続ける必要があります。
また、ゴルフ場への往復で、丸一日仕事となるので、ゴルフをすると貴公子は、心が疲弊します。
カネと時間を掛けて、精神を疲弊させるというのは、貴公子にはとてもバカらしく思えます。
本当に、ゴルフと言うスポーツが好きな人は、それでも構わないのでしょうが、貴公子はスポーツとしてのゴルフに魅了を感じておりません。(テレビで、プロツアーを見るのは好きだけど。)

今の貴公子に必要なのは、心を落ち着ける事で、精神を先鋭化させたり、疲弊させることではありません。
今週末は、上野の美術館で過ごしたが、ぼっと~と眺めながら、精神が落ち着いてゆくことを実感しました。
ジョギングも同じで、無心に走ることで、精神が浄化されてゆく様な気がします。
座禅はもとより、ヨガなんかも良いかも知れませんねえ。。。

Googleの本社では、始業時に瞑想の時間が設けられていると聞いたが、ビジネスマンに必要なのは、精神の安定だと思っております。
心が落ち着いていると、いい案が続々と浮かんでくるし、頭も冴え渡ります。
他方、精神が乱れると、いいアイデアが浮かばないし、下らないミスを連発することになり、いい事なんて一つもありません。

心を落ち着かせることを、今年の最優先テーマとしたいと思います。

2016年4月7日木曜日

行き過ぎた拝金主義国家・米国には、サンダース大統領が必要だ!

この記事は、近々、大幅追記の上、英訳して発信します!





貴公子は、米国に対して好意を持っております。
尊敬するビジネスマンや政治家が、過去にも現在にも沢山いるし、かの国の文化や歴史も大好きです。

しかしながら、今回の大統領選で、泡沫候補と言われたDonald TrumpやBarnie Sanders候補が人気を集める理由を真剣に考えました。
要は、あの国のエリート主義は、極端に行ってしまい、そして多くの大衆は、置いてきぼりを喰らい、日に日に貧しくなっている訳で、それに対するフラストレーションが、泡沫候補に向けられたと考えております。

最近、米国の現状を調べて、下記の事を理解しました。

  • 世界の医療技術最先端国でありながら、中流以下の国民は病気になっても、医療費が高過ぎて、病院にまともにいけない。
  • ハーバードを始めとする一流私立大学の年間授業料は、1000万円以上で、庶民は通う事ができない。そもそもこれらの大学の入学願書には、親の年収を書く欄があり、庶民は合格さえもできない。
  • 州立大学と言えども、年間100万円以上である上に、学資ローンの利率は高率であり、最低でも10年、最大では25年で返済するものであり、日本とは状況が違う。
  • ハーバードを卒業する様なエリートは、年収2000万円とかで、Wall街で働き始める訳で、エリートがエリートを生む構造であり、階級が固定化している。
  • 一方で、州立大学を苦学して卒業しても、就職さえも難しい。
  • 一握りのエリートが富を独占し、中産階級は没落の一途である。
資本主義が極端まで進んだ結果ですね。
サンダース候補は、社会主義者を公言しているが、あの国には、社会主義が必要なのかも知れません。
ある学者が、「大企業のオーナー経営者と一般労働者の所得格差は、20倍を超えてはいけない。」とかつて言っていたが、あの国では、数千倍の差が生じており、明らかに行き過ぎであると思う。
特に、病気になり、ちょっとした手術を病院で受けるだけで、すぐに数千万円の請求がくる現状では、中間層の没落が激しすぎて、国民の心がすさむ気持ちも分かります。

ついては、新自由主義者の貴公子には、苦渋の決断ですが、今回は、サンダース候補を支持いたします。そして、サンダース大統領が、あの国を社会民主国家に変革する事を期待します。
マルクスの発展段階論では、極度に資本主義が発達した国において、プロレタリアート革命(共産革命)が起きる事になっているが、米国の現状は、正にこの状態です。

貴公子は、サンダース候補に期待します。


2016年4月5日火曜日

シャープ高橋社長は、最後に頑張ったと思う。

本日の日経の記事です。→ テリーの腹が読めない シャープの選択(ルポ迫真) 

(以下引用)
=====================
機構案支持が本音とされる高橋は、郭との交渉の難しさを肌で知る。海外担当の副社長だった2012年夏には、鴻海の中国工場にシャープが液晶技術を500億円で供与することで合意した翌日にひっくり返された。郭とは親交を深めていただけに落胆も大きかった。「家族ぐるみで付き合ったし、酒も飲み明かした。笑顔を見せていてもテリーの腹の中は読めんな」とこぼした。
===================

Terry Gouは、厳しいですね。
ただ、その一方で世界共通であるが、厳しいだけでも人は付いてこない訳であり、Terryには人を魅了する力もあるのでしょうね。

最終的に、ホンハイに良い様に食い物にされた感がありますが、下記の記載を読んで、シャープの高橋社長に同情さえも感じます。

>技術や製品の開発に経営資源を割けず、債務の返済期限も迫る高橋に鴻海への迷いはあって>も選択の余地はなかった。

まあ、あのTerry Gou相手に、高橋社長はよく健闘したと思う。
少なくとも、最悪の展開は避けた訳で、その意味でシャープは最後の最後で頑張りました。

シャープの名前も残る様であるし、日本人として嬉しい気持ちもあります。
ただ、時代の流れとは非情ですね。。。。
そんな風に、少しセンチメンタルになっております。






2016年4月4日月曜日

白河の 清きに魚も 住みかねて もとの濁りの 田沼恋しき

意味をご存じない方は、こちらをどうぞ。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12101861867

要は、「潔癖過ぎる世の中は住みにくい。」と言う意味で、江戸時代後半に庶民の間で流行った川柳です。

最近は、芸能人とか電波芸人の不倫で大騒ぎですね。
しかし、一般人の価値観から外れているからこそ芸能人なのであり、その意味で、芸能人が不倫するのは、「普通のこと」であります。
世間もそれを、「まあ、しょうがねえなあ。」と眺める風潮がちょっと前まであった筈なのに、今は、一般のニュースサイトまで大騒ぎですから、まあ住みにくい世の中になりました。
ついでに言えば、プロ野球選手の賭けマージャンとか仲間内での賭けゴルフもタブーとなっておりますね。

しかし、浮いた噂が絶えない芸能人だからこそ、視聴者も面白がって見ている訳であり、仮に品行方正な優等生芸能人なんかがいたとしても、面白みがないし、第一、人気も出ません。
「凄い無茶するなあ。。さすが芸能人!」みたいな憧れを一般人が持つからこそ、あの稼業は成立する訳で、あの世界に一般社会の道徳観を持ち込むのは、ちょっと狭量だと思う。

また、プロ野球選手の仲間内での賭けマージャンって、問題ですか?
貴公子は、マージャンはやらないけど、大の男が、オレンジジュースを賭けて、マージャンするわけ無いじゃない。
貴公子の学生時代では、大学生は、みんな賭けマージャンをやっていたし、バイト代わりに雀荘に入り浸り、サラリーマン相手に高レートマージャンをやって、学費を稼いでいた猛者もおりましたねえ。。。

世の中のいちいちが、杓子定規に白黒をつけたがる世相であり、疲れます。
最近のデジタル化する社会風潮に辟易としております。

そうかと思うと、日本のテレビ番組は、料理番組とか旅番組とかの見ていて気楽ではあるが、何のメッセージ性もない番組ばかりでありますね。
テレビ番組を見て、考え込むようなことも最近は、一切、なくなりました。毒にも薬にもならないし、誰が見ても文句の付けようのない、優等生番組ばかりであり、「テレビ局は、一切の論争から逃げている。」と思っております。

新聞かテレビのどこかで、「確かにプロ野球選手の野球賭博は問題だが、仲間内の賭けマージャンとか賭けゴルフは全然OK。何が問題かわからない。」と言った報道が出ることを期待していたのだが、「ギャンブルはいけません。」と言う建前記事ばかりです。

何だか、みんながみんなで結託して、優等生を演じており、疲れますね。
貴公子は、田沼が恋しいです。

2016年4月3日日曜日

最近、不思議な感覚を持っております。

仮想通貨やBlock Chain技術ですが、すべてのベクトルが貴公子がそこに進む様に導いている様に思います。

最近だったら、旧知の中国人のIT企業社長が、BCに異常な興味を示したと言う事があります。
この社長は、IT技術にとても強く、貴公子がこの話を数週間前にした時には、BCを全く知らなかったが、貴公子が口角泡を飛ばして2時間説明し、その後、社長自身が独学で勉強をして、「この技術はいける。」と確信したとの事です。
あの社長の技術評価をクリアしたと言うのは、貴公子的には大きな自信になっております。

また、先週、都内で開催された超有名Block Chain技術者の勉強会で、その時の講演者が、実は、貴公子の高校の2期上の先輩であったことが判明しました。
こんな偶然ありますかねえ。。。
その先輩とは、高校の同窓と言うことで、セミナー後にすぐに意気投合しました。
こんな偶然が次々と起こり得るだけでも、すべてのベクトルが貴公子にBC技術の追求を指し示していると思っております。
今、貴公子は、「残りの人生をBlock Chain技術に賭ける!」と決意しております。

さて、ここからが本題ですが、最近は、BCに限らず、色々な事が運命に導かれている様な気がします。
出会う人、再会する人、新聞記事、そして本屋でなんとなく手に取った本に書かれている記載のすべてが、貴公子にとって意味のある「暗示」に思えます。

10代の頃から、乱読気味に読書をして、限界を超越した運動をして、そして我武者羅にIT技術や英語、財務会計等の勉強をしてきました。
一見、何の脈絡もない事同士が、有機的に結びついて来て、一気に花開く様な感覚です。
最近は、ブログを書く時でさえ、昔の知識や経験が結びついて、自動的に書かされている様な錯覚に陥りますね。

心を落ち着けて、感性を研ぎ澄ます事が今の貴公子には、重要です。
色々な事が、一気に花を開こうとしているので、その兆候を見逃さないように、感性を磨くことこそが、今の貴公子にはもっとも大切でしょうね。(下手に動き回ることではなく。)

心を落ち着けて、周囲に耳を澄ましたいと思っております。
と言う訳で、これから座禅代わりに、10キロ走ってきます。笑

2016年4月2日土曜日

Terry Gouに刺激を受けております。

昨日の日経の記事(シャープを買収した鴻海・カリスマ創業者の素顔)です。

【以下引用】
==========
時には、縁もゆかりもないライバル企業の従業員や納入業者に「頭を下げて教えを請うたこともあった」(鴻海関係者)という。そのために、郭氏はライバル企業にいる受付嬢と仲良くなった。持ち前のハンサムな容姿を生かして色恋を仕掛けたわけではない。「よこしまな心では協力してくれない。忙しいときに代わりにお茶を煎れるような細かい仕事をした上で願いを話し、誰がキーマンでいつ来るのか、教えてもらった」(前出の関係者)。
===========

上記の記載もそうだが、記事のすべてでTerry Gouを賞賛しておりますね。
記事中に、一切の批判がありません。
Terry Gouは、努力の人で、尚且つ謙虚、『清廉』と言う単語さえ使って賞賛しております。
そう長い記事ではないですが、この記事を読んで、Terry Gouに悪い印象を持つ人はいないでしょうね。

しかしながら、中国本土のホンハイ工場での過酷な勤務環境で、数年前には、多くの中国人労働者が連続自殺して、中国で大きな社会問題となった事とかのTeery Gouにとっての「不都合な真実」が一切、触れられておりません。

シャープがホンハイに買収されたこのタイミングで、こんな媚び諂う様な報道をする日経の意図は何なのであろうか?
Terry Gouの事は尊敬しているのだが、正直、この記事は気持ち悪いですね。
Terrryの事だから、「近々、日経の独占インタビューに答えてやるから、その前にいい記事を書け!」位のことを言って、日経がその取引に応じたとしか思えませんせんねえ。。。。
まあ、不思議な記事です。

ところで、この記事の下記の記載は痛快ですね。

>郭氏は「理解の溝を埋めなければ」と思うと、そこに膨大な熱量をそそぐ。燃えるオーラが背後に>見えそうなほどだ。声を張り上げ、自分の信念や笑いを織り交ぜ、多少回りくどかろうが構わず>徹底的に話す。聞く者はみな圧倒される。

そうだよなあ。。
やはり、最終的には熱意で人は動くのですよねえ。
ビジネス相手も家族も恋人も、最終的には、熱意で動いてくれる訳で。

貴公子は、今、社内でBlock ChainのEvangelist(伝導師)として、周囲を巻き込みながら動いております。笑
目指すのは、この技術が、世界のIT業界どころか、社会構造さえも変革してしまうことです。

不動産登記所も陸運局もいらない、銀行も保険会社も不要になり、中央銀行さえも時代遅れになると言う世界が、Block Chainと人口知能を組み合わせることで、実現可能でしょうね。
テクノロジーが人間世界に今以上に大きく関わる世界が出現し、人間は、社会生活の手間を大幅に省くことが出来る様になり、結果的に余暇が今以上に生まれ、そして、同時に豊かな社会が出現する筈と思って思っております。

社会は、テクノロジーで豊かになる筈です。
そんなことを社内で言うと、「肩入れし過ぎ。」とか批判される事もあるが、その一方で、社内上層部やCTO(Chief Technology Officer)も含めて、賛同者は加速度的に増えております。
Terryの熱い心には、いつも感銘を受けておりますが、Terryの様な熱情を持って、貴公子も「不屈の精神」で頑張ります。

2016年4月1日金曜日

余りにも浅薄な経営観だ!

愚の骨頂とはこのことですね。

日清食品に関する読売新聞の記事です。
→ 株価上がれば豪華社食、下がれば冷凍みかんに

>「株価連動型社員食堂」と銘打ち、自社の株価が上がれば豪華な食事を味わえるが、逆に下が
>れば質素なメニューに格下げとなる仕組みだ。

はあっ~~~。
って言う感じの記事ですね。
2001年に破綻したアメリカ大手エネルギー会社のエンロンを思い起こします。

エンロン社内には、株価ボードが置かれ、自社の株価がリアルタイムで表示されていたとのことでした。多くの幹部社員はストックオプションで自社株を保有しており、結果として、それが粉飾決算を誘発し、2001年に突然倒産しました。

エンロン倒産は、当時は、大騒ぎでエンロンショックと言われました。
現在、東芝の粉飾決算問題で、多くの企業が襟を正している中でのこの日清食品の時代錯誤の株価重視姿勢ですから、失望します。
株価は、普段の業務を着実に遂行する中で、自然に上昇するものであり、株価を上げることを目的にした企業は、直ぐに腐敗し、倒産してゆきます。

浅いですよ、日清食品!
1980年代の金ピカのバブル時代を彷彿とさせる、あまりにも浅薄な思想です。
思想がなく、テクニカルに走る企業は危険極まりないです。
遊びのつもりでやっているのかも知れませんが、これは「禁じられた遊び」です。

合わせて読みたい! → 思想がないから、経営不祥事が起きる!