2017年5月20日土曜日

朝日の下らん記事と、現代ビジネスの鋭い分析記事。

朝日新聞は、加計学園問題とかで政権に切り込む姿は、ジャーナリストとして素晴らしいのだが、ホリエモンに変に媚びる姿勢はいつもどうかと思う。

本日の記事です。→ 「フジは日枝さんの気持ちを忖度」堀江貴文氏ぼやく
>ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(44)が、因縁のあるフジテレビの番組に
>いまだ出演できない恨み節を口にした。

堀江は、証取法違反(風説の流布、偽計取引)と言う超破廉恥罪で逮捕された人間です。
中国なら死刑、韓国なら社会的に抹殺される重罪です。
犯罪者が大手を振って歩く国は、我が国とアフリカの腐敗独裁国家くらいであろうが、何で、こんなのが偉そうに闊歩しているのかが、謎ですなあ。。。

さて、現代ビジネスの記事です。
こちらは秀逸です。→ 「日本の電機全滅」はなぜ起きたか 本当の要因

>日本の電機メーカーは東電とNTTの下請けであり、国民が支払う電気・電話料金で
>成り立つ東電・NTTとその下請けである総合電機が構成する経済は、資本主義の皮
>を被った社会主義だったのだ。
>いま我々が目の当たりにする「電機全滅」は、冷戦崩壊から30年遅れてやってきた
>社会主義の崩壊なのだ。痛みは伴うが、日本が真っ当な資本主義国になるためには
>避けては通れない道である。

この記事を読んで、長年、薄々、感じていたのだが、上手く言語化出来なかった事象が、完全にクリアになりました。
そう言うことなのでしょうね。
「世界でもっとも成功した社会主義国家」としては、日本は、よく海外の経済学者が引き合いに出されるが、上記記事はその仕組みを明かしたと言う意味で、歴史に残る鋭い分析だとさえ思っております。

ただ、加計問題なんか見ていると、独裁国家でもあるので、社会主義国家と言う風に縛って規定するのは、ある意味、社会主義国に失礼ですねえ。

何と言えば良いのだろう?
いずれにしても、変わった国です。

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