2017年3月31日金曜日

Live 5、てるみくらぶ倒産。 粉飾となれば話は別だ!

倒産した旅行代理店、「てるみくらぶ」のリアル被害者の貴公子です。(グアム旅行家族全員分、入金済み。チケット未発行)

さてと、大好きな「てるみちゃん」のお話をしましょうか?
前の記事(Live4) で、「もう飽きた。このネタ止めた!」と言ったのですが、気が変わりました。笑
粉飾となれば、話はまったく別です。

貴公子は、米国の会計士(ペーパー免許だけど)だから、こういう事に関しては、普通の人よりは、ちょっと厳しいです。

→ てるみくらぶ、3年前から粉飾
>破産手続開始申立書によりますと、てるみくらぶは2014年9月期にはすでに
>大幅な赤字だったとみられます。(中略)
>また、最後の決算となった2016年9月期には、決算書のうえでは1億1000万円の
>営業黒字となっていますが、実際には15億円以上の赤字に陥っていたとみられます。
>さらに、関係者によりますと、融資を受ける銀行や旅行業の更新登録をする観光庁
>など、提出先によって内容の異なる複数の決算書を作成していたということです。

さて、どうしましょうか?
集団訴訟しても、カネは戻ってこないでしょうね。
でも、刑務所にぶち込めば、我々の腹いせにはなります。

噂によれば、数千万円単位の年収を得ていた様ですから、数億円程度の金融資産は持っているでしょうね。
これを、裁判で奪い取って、このインチキ社長を無一文して、溜飲を下げるのもありですね。
我々被害者の気を晴らすという意味では、重要な事ですから、これをやるかやらないか? と言う事でしょうね。
ただ、カネが殆ど戻らないので、我々被害者は法廷闘争の高みの見物を決め込んで、塀の中に、あの社長が落ちるのを眺めて、祝杯を上げると言う立ち位置になるでしょうね。
(まあ、被害者への弁済と言う意味では、殆ど焼け石に水ですが。。。。)

米国会計士の立場としては、「インチキ決算書を監査した監査法人相手に、数百億円の損害賠償を求める。」と言う裁判を提起したいのですが、「てるみちゃん」は非上場企業ですよねえ。きちんとした監査法人も使ってないようなので(多分、街の税理士事務所とかでしょう)、それも無理でしょうね。

もっとも、あの東芝の監査法人(新日本監査法人)でさえ、粉飾に極めて寛容な我が国政府は、ガン無視して見逃す訳ですから、「てるみちゃん」の監査法人が、例え大手だったとして、意味がないでしょうね。
一方で、米国は粉飾に関しては、徹底的にやりますね。
経営者を収監するどころか、その監査法人を潰すまで、やります。
だから貴公子は日本は信用しないが、米国は信用します。尚、現職大統領を塀の中に落とした韓国には、尊敬の念さえ抱きます。

さて、被害者の方々、どうしましょうかねえ?
気晴らし(ストレス解消)にやりますか? それとも、運が悪かったと忘れますか?

2017年3月28日火曜日

Live 4 ~ てるみくらぶ倒産。この馬鹿話、もう飽きた!

こんばんは!
てるみくらぶのリアル被害者の貴公子です。

てるみのホームページに入ると、いきなりこれです。



「時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。」って言われても、ご清栄ではありませんねえ。。。
もう少し言うと、「貴方様のお陰で最悪の週末でした。」と反論したい。笑

さて、日経の記事です。
→ てるみくらぶの誤算 訪日客増で座席仕入れづらく
>中堅旅行会社てるみくらぶ(東京・渋谷)の経営破綻の背景には、海外旅行に特化し、
>余った航空座席を安く仕入れインターネットで販売するという事業モデルへの過度な
>依存や、身の丈を超えた広告宣伝を続ける経営の甘さなど複数の要因が絡み合う。

まあ、そうなんでしょうね。
ただ、倒産する会社は問題だらけなので(生きている会社でさえ多々問題があるのに)、それなりに深刻な問題があったのでしょう。

20年前に新卒で入社した北海道拓殖銀行では、道内の地方支店に勤務しておりましたが、
その際に、経営の厳しい卸業者があり、貴公子は、そこの融資担当者でした。
社長は70歳近い、たたき上げの経営者で従業員は数名。

毎年、数百万円の赤字を出し続けて、銀行としても手を引く寸前でした。
ただ、なぜか貴公子は社長に気に入られて、訪問すると、いつもお茶とお菓子で歓迎してくれました。

あるよく晴れた日の昼ごろに、貴公子はふらっと、社長を訪ねました。
厳しい北海道の冬が終わり、春が感じられる今ぐらいの時期だったと記憶しております。

貴公子 「社長、もうマズイんじゃないですか。ウチも、さすがに融資延期はできませんよ。」

社長 「そうですかあ。銀行さんの立場ではしょうがないですね。私の不徳の致すところで、恥ずかしい。」

貴公子 「それは兎も角、社長、どうするつもりですか?」

社長 「会社は畳む。でも、俺も商売人として、周囲に迷惑を掛けたくはない。だから銀行にも取引先にも迷惑を掛ける事はしない。何としてもカネは返すし、どんな事をしたって、お客に納品はする!」

この時、社長は、自分の息子よりも年下の貴公子の前で泣いておりましたねえ。
経営者としての能力云々は置いておいて、少なくとも、ビジネスマンとしての矜持はある方でした。
魅力的な人でしたねえ。。。

その意味で、てるみくらぶの社長には、ビジネスパースンとしてのモラルが欠けていたとは思う。
それと真面目で突撃を繰り返すだけではなく、もう少し、空気を読んで欲しかったですね。

とは言いつつも、もう飽きました!!!
東芝問題とかタカタ問題で、我が国のビジネス界は大騒ぎになっているのに、正直、てるみ如きを考えるのが、面倒臭くさい!!!
貴公子ブログの読者にも、こんな馬鹿話は退屈でしょうし。

もう、笑い飛ばすしかないですね。
気難しい取引先のお客さんにも、この話をすると、みんな大笑いです。
今日は、「貴方も見かけによらず、おっちょこちょいだねえ。」と大爆笑されました。
その意味では、ウケ狙いのネタとしては、悪くないかも知れません。笑

損した数十万円ですが、ビットコイン取引で取り戻しますね。

2017年3月27日月曜日

Live3 ~ てるみくらぶ倒産。 社長に同情。貴公子は許します!

繰り返しですが、リアル被害者です。
証拠はこちら。

上に記載の様に、入金済みです。
家族全員分ですから、結構な金額です。
このカネは、飛びましたね。

本日のお昼に、社長が倒産記者会見がやっておりました。
会社にてライブで見ておりました。
貴公子も立派な被害者なので、週末はかなり頭に来ていたのですが、記者会見での社長の様子を見ていて、何か気の毒になりました。


貴公子は、国際ビジネスの現場で、それなりに修羅場を潜ってきたつもりです。
手痛く騙されたりしたこと多数、反対に冷酷に騙し返したりしてした事もありました。
特に、30過ぎでフィリピン現地採用で働いていた時は、毎日が文字通りの死闘だったので(詳しくはこちら→激闘!マニラでの4年間(序章 マニラへの道)、人を見る目はあるつもりですが、てるみくらぶ社長の涙には、嘘は無かったと言うのが、貴公子の見立てです。

山田社長は、最後の最後まで資金繰りに頑張ったのでしょう。
それは、画面からも感じられます。
きっと良い人なのでしょうね。

だから、許す!

ただ、ちょっとトロかったですね。
ここまで被害を広げる前に、収束させてゆくことも出来たでしょう。
(資金繰りを確保しながら、少しずつ業務を縮小してゆくなどして。)
どうして、そう考えずに、傾いてからも業務拡張をしたのでしょうかねえ。。
ここは、非難を免れないでしょう。

そして、貴公子なんかどうでも良いが、若いカップルの中には、ハワイやグアムに行くために、何ヶ月もカネを貯めて、やっと申し込んだ人も多いでしょう。
そういう若者の気持ちを、結果として踏みにじる事となった山田社長は非難に値します。

ただ、それでも貴公子は許したい。

収監されることは無いのでしょうが、山田社長のビジネスパースンとしてのキャリアはここで終わりました。
何が悪かったのかを、ゆっくり反省して欲しい。

思うに、山田社長のビジネス発想は悪くなかった。
ただ、真面目過ぎた。
もう少し、いい加減だったら、ここまで被害は拡大しなかったでしょうね。

残念に思います。

2017年3月26日日曜日

雨の日曜日、昼下がりの夢の話!

さてと、貴公子自体も立派な被害者である「てるみくらぶ」ネタですが、ちょっと飽きてきたので、休憩しましょうね。

雨の日曜日でしたねえ。
季節外れの寒さで、家族で外出する訳にも行かないので、午前中は自宅のソファーで、文藝春秋を読みながら、ぼんやりしておりました。
妻は、スポーツクラブに行ったし、幼い娘は、アナと雪の女王のDVDを見ているので、まあ平和な午前中でした。

ところで、今月号の文藝春秋には芥川賞受賞作「しんせかい」が載っておりますが、これ詰まらないですね。
今週こそは読み終えようと、ここ2~3週間、思い続けておりますが、つまらな過ぎて読み切れません。
昨年の芥川賞の火花とコンビ二人間は、面白かったですね。
時間を忘れて夢中だったので、あっと言う間に読み終えましたが、この「しんせかい」は何のアクションもないし、表現も凡庸だし、面白くない。
この程度で、芥川賞ならば、貴公子ブログは、ノーベル文学賞レベルですね。(笑)

さて、今朝もソファーに寝転んで読んでいたら、2~3ページで、寝てしまいました。

夢を見ました。

(夢、ここから)
=======
てるみくらぶの山田社長が、記者会見をやっており、貴公子もそこに出席しております。

山田社長 「今回は、ご心配と御迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした。本日、資金繰りの目処が立ちましたので、明日の予約分より、通常オペレーションに復帰致します。」


貴公子 「何が起きたのですか? それと、資金繰りの目処がついたの意味は?」


山田社長 「社内で横領事件があり、それで資金繰りが一時的に破綻しました。今回、旧知のソフトバング社孫正義氏のご支援もあり、資金繰り問題は解決しております。」


孫正義氏 「大切な友達の山田さんの苦境を見ておられずに御支援することにしました。出資ではなく、融資ですから、返してもらいますよ。笑」


山田社長 「たっぷり利息を付けて、早期にご返済します!」


貴公子 「本当に良かった。私のグアム旅行がどうなるか心配だったのですが、大丈夫ですね。」


山田社長 「勿論、大丈夫です。楽しんで来てくださいね。」


貴公子 「本当に良かった。あれ、たけしが何でここに?」


ビートたけし 「貴公子よ。お前は、どこまでお目出度いんだ。お前の頭はデコレーションか?」


貴公子 「はあ!」

===============
(夢、ここまで!)

ビートたけしに、頭をはたかれたところで、娘の「パパ、一緒にパズルするからね。」と言う声で起こされました。

もう一度、断りますが、夢ですからね。
再度、言いますが、これは夢です! 
This is just DREAM !!! 

兎に角、不思議な夢でした。

さて、午後も雨でしたので、外でのジョギングは出来ませんでした。
今日は10キロ走ると、3月のジョギング距離が、100キロになるので、そのつもりでしたが、雨なので無理でした。
今月は、フルマラソンを完走したのに、100キロに達しませんでしたねえ。
また、トレーナーに怒られますなあ。。。。

まあ、ゆっくりした週末でした。
仕事も少し出来たし(メール処理)、まあ良かった。(てるみ以外は。。。)
今週も頑張りましょう!

2017年3月25日土曜日

(Live2)てるみくらぶ事業停止。 ~中小企業経営者の方の気持ちが少し分かった。

貴公子自体が、被害者となっている旅行代理店「てるみくらぶ」の事業停止ですが、昨日の記事(Live1)は、凄いアクセス数です。
本当に、「てるみくらぶ」の被害者なの? 釣りなんじゃない? みたいな心無いコメント(笑)も若干、貰いますが、本当です。

昨日のブログでも掲載しましたが、下記が証拠です。


さてと、馬鹿話は兎も角として、あるブログ読者から、「運が悪かったですね。同情します。」みたいなメールを貰いましたが、貴公子的には、むしろいい勉強になったと思い始めました。

貴公子は、元銀行員だし(倒産した拓銀だけど)、米国の会計士でもあるので、頭では倒産の意味を理解できている筈ですが、こればっかりは自分が「被害者」にならないと本当の意味は分かりませんね。

考えてみれば、この手の話は至る所にあります。
予備校に授業料を払ったのに倒産したとか、中古車業者にカネを払ったのに納車されないとか、工務店に新築代金を払ったのにトンズラされたとかの話は、珍しくありません。
中小企業の経営者にとっては、何百万円も卸元に発注し、振込みまで完了したのに、納品もされずに倒産されたなんてのは、良くある話です。
その意味で、中小企業の経営者は毎日が気が気ではない筈です。

貴公子自身が被害者になって、「被害に会うという事はこういうことなんだあ。」と腹の底から理解できたし、中小企業経営者の方の気持ちも少しだけですが、理解できた気がします。

何百万円とか何千万円とかの話では勿論ないし、まあ授業料としてはありかなあと言う気さえし始めました。
授業料を最大限に生かすためには、折角、「被害者」なのだから、被害者の会を立ち上げて、被害者集団訴訟とかもやってみたいですねえ。
裁判手続きとか、商法の勉強にもなるだろうし。。。。
このチャンスを最大限、利用したいと思います。
その意味で、「拝啓、てるみくらぶ様」で感謝状さえ書きたくなってきました。笑

いずれにせよ、本件、週明けには何かしら、はっきりするでしょう。
引き続き、フォローしますね。

Live ~ てるみくらぶ倒産! 貴公子のグアム旅行は、どうなるのか?

夜のニュースで森友問題を眺めていたら、その後のニュースに衝撃を受けた。
なんと、「てるみくらぶ」がツアーを中止したとの事。

何日か前のブログにも書いたのですが、来月上旬にグアム旅行に行く予定であり、その際に、よりによって、この旅行会社で申込をしました。
いつもは、H.I.Sを使うのですが、2~3週間前に申し込みをする際に、飛行機の時間が合うツアーは、「てるみくらぶ」からしか提供がされておらず、そこで初めての旅行会社でしたが、申し込みました。

これが予約表です。

しかし、あろうことか、倒産のようですねえ。。
→ てるみくらぶ、ツアー催行を当日に中止 事業停止へ

グアムに行けないのは、勿論、残念なんだけど、それ以上に今回は会計士協会の幹事みたいな役割で、グアム現地集合・現地解散のビジネスツアーを貴公子自身が企画したので、参加者に申し訳ないです。
いつものH.I.Sで、ツアーを組めなかった時点で嫌な予感がしたんだよなあ。。。。
今更だけど。。。。

まあ、それはそれとして、払い込んだカネは戻ってくるのであろうか?
まさかこんなオチになるとは!!!
とても、喜劇的です。

一応、日本旅行業協会の正会員であるらしいので、時間は掛かるらしいが、何かしらの弁済は可能らしい。
もっとも、いくら戻ってくるのか?は、かなり調べたが分かりませんでしたがね。


振り込んだカネは戻ってくるのか?
そして、戻ってくるなら、いくら戻るのか?
銭闘開始です!

因みにですが、ちょっとふざけながら書いている様に見えるかもしれませんが、結構、ショックを受けております。誰か励まして下さい! 
本件、鋭意フォローしてゆきます。

2017年3月24日金曜日

森友問題が、CNNに取り上げられた!

とうとう、森友学園問題は、国際ニュースになりましたねえ。。
Japan PM Shinzo Abe embroiled in land-sale scandal

中々、よく書けております。
この書き出しです。
>An educator accused of using his clout to curry favor with Japanese politicians, >including the first family, told lawmakers under oath Thursday that he believes
>political intervention helped him secure a deal to purchase land from the
>government.

全く素晴らしい書き出しです。
「政治的な介入のお陰で、国有地を安く買えた。」と、あの理事長は考えていたとの事ですが、この問題の本質はここだと思います。

誰がどう見ても、相当、イカレた理事長と学校である事は明白なのに、安倍首相は、奥さん共々、この学校の教育方針を絶賛しておりました。
安倍首相、揺れる答弁 森友学園の「教育への熱意はすばらしい」→「承知していない」

思うに、国有地を安く森友に売ったのは確かに問題であるが、あんなへんちくりんな学校を絶賛していた安倍首相の思想自体は、もっと問題です。
野党は、ここを攻めるべきなんですがねえ。。。。

政権の番犬と化している産経新聞は、最初は、「森友学園の教育は愛国教育で素晴らしい。」と絶賛していたのに、最近は、微妙に論点をずらして、「隣国の核開発等のもっと大きな問題がある。森友問題なんてどうでも良い。」と逃げております。

貴公子的には、こうした産経の姿勢はふざけ過ぎです。
我が国にとっては、この問題は、超重要です。

時の最高権力者が、世間一般的には完全にイカレタ学校を、自分が「好き」と言うだけの理由で、官僚を動かし(あるいは、官僚が勝手に忖度して)、安値で国有地を売り渡した訳です。
最高権力者が、好き勝手に自分の取り巻きに利益を配分したり、便宜を図ったりするのであったら、アフリカの独裁国家とか発展途上国と変わりません。

超問題です。
それこそ、我が国の国体に関わる重大問題です。
「エリート連中が、仲間内で国家財産を好き勝手に処分している。」と言う訳なのであり、韓国の朴大統領問題なんかよりも、遥かに大きな疑獄です。

隣国の核兵器問題なんかより、遥かに重要な問題であり、その認識が安倍政権にも、産経新聞からも完全に欠落しております。
日米問題も、隣国の核兵器も、尖閣問題も、北方領土問題も、この問題に比べれば、「取るに足らない些細な問題」と言い切る!

徹底的に究明して欲しい。

2017年3月20日月曜日

【ラン】 板橋Cityマラソンに出場しました。

3連休の中日にフルマラソンの大会に出場しました。
昨年11月にフルマラソンに出場しましたが、その際は30キロ過ぎで制限時間に引っかかり、棄権扱いとなったので、リベンジです。

まず、混み過ぎです。
仮設トイレも大増設されておりましたが、それでも大行列であり、あれではレース前にトイレに行く気がなくなります。
1万6千人が一斉スタートするとのことですが、大会規模を半分くらいに縮小しないと話になりませんなあ。。。
3キロおきくらいに、エイドがあったのですが、ランナーが飲み終わった紙コップを放り投げるので、どのエイドもゴミだらけで本当に汚かったです。
(意外とランナーと言うのは、マナーが悪いですねえ。別にオリンピック出場を争い1秒勝負をしている訳ではないのだから、普通にゴミ箱に捨てれば良いのにねえ。)

さて、前置きはこの位にして、肝心のレースです。
身バレを防ぐ為に、例によって、少しぼかして書きます。

最初の10キロを1時間強でした。
ハーフを2時間ちょっとで走る力はあるので、最初の10キロは57分位で走る力はある筈ですが、スタート直後の大渋滞と、5キロ過ぎまでのノロノロ走行で、普段よりも5分以上、この段階で遅かったです。

それと兎に角、暑かったです。
貴公子は長袖のランニングウェアに、半袖シャツを重ね着すると言う定番スタイルで走りましたが、「長袖を着なければ良かった!」と心底思いましたねえ。

苦しくもないのに、10キロ以降もスピードに乗れず、20キロ通過は何と2時間20分。
ハーフ地点通過は、2時間半程度でした。
本当に遅いです。
ハーフ以上はこれまで、6回出場しておりますが、このタイムはダントツで遅いです。
おそらくですが、過去の経験から25キロ地点から、地獄が来るのを知っているので、最初のハーフは無意識の内に、防御本能が働いたのでしょうね。

さて、ハーフ折り返し時点で、目標タイム5時間半は諦めましたが、折り返してからが、辛かったです。
まず、向かい風に変わり、日も陰ってきたので、今度はとてつも無く寒く、体が動きません。
周りのランナーもみんな大幅失速です。

貴公子も寒くてしょうが無かったのですが、こんなこともあろうと思い、レインコートをポーチに突っ込んで置いたので、風除けにそれを来て、走り続けました。
それでも、地獄は23キロに来ました。
全く足が動かなくなり、1キロだけ歩くと決めて、24キロ地点まで歩いたのですが、周りの多くのランナーが歩いているので、抜かれることもなく、上手く集団に埋没しておりました。

レインコートのお陰で、体温も奪われる事もなく、元気になってきたので、24キロからまたソロソロと走り出しましたが、27キロ地点でまた歩き始めました。
途中のエイドで座り込んで、水を飲んだりして、大失速です。
20キロから30キロまでの10キロで2時間近く掛かりました。
(つまり、30キロ通過は4時間半弱。昨年末に出場した30キロマラソンが3時間40分程度であったので、それと比べても50分程、遅いです。)

さて、こうなると超余裕だと思っていた制限時間7時間がチラ付き始めます。
30キロからは、兎に角、「1キロでも2キロでも良いから、距離を稼ぐ!」と決めて、走り始めました。
3キロおきのエイドでは、必ず水分補強すると共に、芝生に座り込んで、3分くつろぐと決めて、復路は全エイドで休憩を取りました。
それでも30キロから35キロは、50分弱と、ここに来て、少しペースが上がりました。
結局、30キロから40キロの10キロは1時間50分弱であり、40キロ通過は6時間強でした。
このペースで走っていても、周りはみんな歩いているので、ごぼう抜きが出来て、気分だけは良かったです。
兎に角、この時点で完走を確信。
残り1キロ地点まで、トロトロとだが走り続け、最後の1キロは更にスピードを落としたが走り続け、結局、6時間半弱でフィニッシュしました。
制限時間の30分前です。

そんな訳で、何とか完走は、できました。
レインコートが無かったら、多分、棄権となっていたでしょうし、充実したエイドサービスが無くても、走り切れなかったでしょう。(ボランティアの人に感謝!)
因みに、エイドではバナナを必ず食べたが、バナナが一番、効くかも知れません。
(パンもあったので、食べましたが、気分が悪くなりましたねえ。。)

タイムは全然ダメでしたが、フルマラソンを完走したと言う事で、満足しております。
その意味で、100点満点と自己評価します。

ただ、今後もフルマラソンに出場しますか? と言われるとかなり微妙です。
兎に角、混み過ぎなのが一つと、時間が掛かりすぎますね。
今回は、朝7時前に自宅を出て、9時からレーススタートで、走り終えたのが、15時半。
着替えて、ヘロヘロになりながら、帰宅したのが18時と、正に一日仕事でした。
それに、帰宅後も疲れきって、何をする気にもなりませんでした。

最寄駅から会場までの道が大渋滞で、トイレも込みすぎで、着替えるところも朝の新宿駅状態で、何かスタイリッシュではありません。
やはり、貴公子は自宅近くの荒川沿いでやっている参加者100名くらいのハーフが好きですねえ。
朝8時過ぎに、自動車で出発するとお昼には帰宅している訳で、これなら午後を有効に使えますから。

兎に角、お疲れ様でした。
しばらくは、来月の情報処理技術者試験の勉強に没頭します!

2017年3月18日土曜日

【ラン】フルマラソンとグアムビジネスツアー

まずは、来月のグアムビジネス視察ツアーの話から行きましょう。
会計士協会の幹事みたいのをやっているのですが(幹事じゃないけど)、その会計士協会でグアムツアーを企画し、プロジェクトとして纏めました。

グアムにある米軍系の建設会社や、民間の農園、グアムの会計士協会幹部とのMeetingとかが企画されております。
「グアムの会計士事務所で仕事をしない?」と、冗談半分で誘われたりしているのですが(笑)、話だけは聞いてこようと思います。

グアムは、日本からも近く(朝、自宅を出て、午前中の飛行機に乗れば、夕方にはグアムの海を見ながら、ビールを飲んでおります。)、海も綺麗だし、治安も良いので、以前は良く行っておりました。
今回の渡航は、多分5回目です。

そんな訳で、観光地としてはサイコーなのですが、基本的に200メートルの観光ストリート以外は超田舎なので、さすがに働くのはねえ。。。
(70歳を過ぎて、第一線を退いた上で、趣味程度に働くなら良い場所なのでしょうがねえ。)
まあ、ハワイとかなら、そこそこの経済規模もあるし、人口も多いし、面積も大きいので、まあ働くのは有りですが、さすがにグアムで働くのはねえ。。。。

兎に角、来月上旬に、家族も連れて、3泊4日の日程で行ってきます。

さて、明日は板橋Cityマラソンです。
フルマラソンの部に出場します。
制限時間は7時間なので、さすがに完走は問題ないはずですが、目標は5時間半とします。
最初の20キロを2時間、次の20キロを3時間。残りを30分とします。

明日の夜に結果をアップします。

東芝問題は、とうとう日米問題になった!

東芝絡みで気になる記事です。

米政府、東芝経営に懸念=WH処理、政治問題化も-世耕経産相に表明

(以下引用)
=========
東芝は巨額損失の原因である米子会社ウェスチングハウス(WH)を売却し、海外原発事業から撤退することを目指しているが、WHが米国で担う原発建設に悪影響が出るような場合には、日米間の政治問題に発展する恐れが出てきた。 
世耕氏はコーン国家経済会議委員長、ロス、ペリー両長官と個別に会談。両長官は「米国で原発を建設しているWHの親会社である東芝の財政的安定性は、米国にとって非常に重要だ」と指摘した。(中略)
世耕氏は東芝の経営問題に対する日本政府の見解を説明し、日米間で東芝問題について情報を共有することで一致した。
===========

「日米間で東芝問題について情報を共有することで一致した。」って、訳わかんないです。どうして、余計な事をアメリカの経済閣僚に言うでしょうかねえ。。
この記事だけを純粋に読むと、「日本政府が日本国民の税金で、東芝を支えることを米国に約束した様」に見えます。
どこまで、この大臣は、サービス精神が旺盛なんだ?
と言うか、単に馬鹿なのか?

東芝は、上手くWHやCB&Iに騙されて、契約の一行で破綻寸前まで追い込まれております。
今度は、米国政府は日本国民の税金を使って、WHを支えさせようとしております。
これはかなり明らかです。

そうなのだから、会議で東芝の話が出ても、「民間企業の事なので、よく分かりませんなあ。。。それに、我々が口を出せる問題でもない。東芝は、WHを法的整理させるとか言っているみたいなので、まあ困ったものですねえ。。。」とか、テキトーな事を言って、トボケないといけません。

さて、別記事では、東芝に公的資金を導入するとの記事が出ております。
東芝「公的資金で支援案」浮上 日本政策投資銀行が出資か

炎上中の東芝に、わざわざ、日本政府がクビを突っ込みますかねえ。
公的資金を導入したら、アメリカに対して、益々、「民間企業のことだから知りません。」と言えなくなりますね。

「そこまで我が国は馬鹿ではないどろう。」とか思うかもしれませんが、馬鹿です。
アメリカは、日本企業とか日本政府がトロ過ぎて、面白くてしょうがないでしょうね。
何かコメントすると、なぜか必死に先回りしてくれるし、かなり不利な条件も、嬉しそうに受け入れてくれる訳で、アングロサクソン的には、ボーナスタイムの「なぶり殺し」状態です。

正に、「稼ぐアジアと簒奪する欧米」です。
契約書1通で、東芝が破綻寸前まで追い込まれた訳ですが、世耕大臣の一言で、我が国は将来の米国での原発建設と運用に責任を持つことになりそうですねえ。

本当に、我が国は、お人よしです。

2017年3月14日火曜日

安倍政権と産経が我が国を文字通り、破滅させる!

まあ、甘ったれのお坊ちゃまの安倍と、政権にこびへつらう産経新聞が日本を文字通り破壊しますね。

この産経の馬鹿記事は、凄いです。
→ 教育勅語のどこが悪いというのか 毎日新聞よ、無知と偏見の他者攻撃はみっともない
>毎日新聞は、安倍晋三首相が「侵略の定義は定まっていない」と述べたときにも、
>「侵略を否定したと受け取られかねない発言をした」(25年12月27日付社説)
>などと執拗(しつよう)に首相を批判した。

こう書いて、毎日新聞を無知呼ばわりしているが、どこまで楽天的なんでしょうね。
Military Balanceと言う意味では、今までは日本は統一朝鮮よりも勝っていたから、多少、ふざけてもOKだったけど、相手国は、今や核保有国です。
その認識が全く欠落しております。

「侵略の定義」とかふざけているが、いじめ自殺した生徒に対して、「いじめの定義とは何か?」とか言っている様なものです。
ましてや我が国は敗戦国です。
敗戦国が、核保有国に対して、何を偉そうにのたまっているのでしょう?

FEN(Far East Network)と言う在日米軍向けのラジオ放送がありますが、番組の合間合間に、1 Minute' Historyとか言って、米軍の士気を鼓舞する為の放送があります。

広島と長崎の原爆の事は、よく出てくるけど、米軍は全く反省なんかしておりません。
曰く、「戦争を早期終結させる為に、止むを得ない選択だった。」と紹介しております。
これは、戦勝国だから、許される論理です。

日本には敗戦国と言う意識がなさ過ぎます。
日本が、先の戦争で勝利したのなら、「植民地時代の朝鮮半島は経済的に発展した。」とか「朝鮮農民が、米を日本に輸出したのは、日本の方が買値が高かったからだ。」とか放言するのはOKであるが、敗戦国の分際で、我が国は何をふざけているのか?

貴公子は、韓国のエリート層(韓国軍の将校とか財閥系企業のエリート)とコンタクトがあるが、彼らと親しくなって酒を飲むと、日帝支配の屈辱を語ります。
日本人は、イマジーネーションが欠けているが、半島は5000年の歴史を持つ国であり、日帝支配以外の期間は、独立を貫いた、誇り高き国家です。
儒教的な中華思想の中で、長兄中国、次兄朝鮮、三男日本と言う枠組みであったのに、日本は次兄と長兄を騙し打ちした罪人です。

「必ず復讐してやる!」と、何人かのエリートから真剣に言われた事があります。
それが、南と北を問わずに、かの国の民衆のリアリティです。

核保有国である上に、北と南には勇猛な特殊部隊がいる訳で、それに対して、敗戦国であるし、核はないし、パレードしか取り柄がない自衛隊が何をできるのであろうか?
(自衛隊は、東京ディズニーランドで、ミッキーと踊っているのがお似合いです。)

驚愕のシナリオは、韓国が北をそそのかして、東京と大阪に核を打ち込ませる。
韓国と北の特殊部隊が、自国民保護を理由に、日本に上陸し、臨時政府を確立し、今のウクライナみたいに、傀儡政権が東京に成立し、実質的に日本は統一朝鮮の植民地となる。
こうした有事の際にも、銃弾一発打つのに、何十枚の書類といくつもの決済印が必要な自衛隊は、バリケードの役割も果たせない。
(こう言うと、「日米安保条約が適用されて、米軍が助けに来てくれるはずだ。」とか言う、自称、国際法専門家が出てくるから嫌になります。アメリカの若者が、日本の為に血を流す訳がない。何だかんだ理由を付けて、在日米軍はさっさと撤退して、国連か何かで、軍事行動に対する非難声明を出す位が関の山です。事がここに至っても、日本人の馬鹿な2世・3世政治家は銀座で寿司を食いながら、「今回の米軍の行動は、日米安保条約の第○章X条に明らかに違反している。国際仲裁裁判所に提訴するつもりだ。」とか真剣に語ってそうで、本当に怖い。)

こう言うレベルの話です。
ここまで来て、朝鮮はやっと、あの日帝30年植民地支配に対する恨みが晴れるのです。
これが、核武装した統一朝鮮と日本のMilitary Balanceのリアリティであるのに、未だに、「侵略の定義とは何か?」とか言って、無用に半島を刺激するのは、あまりにも馬鹿すぎる。

もう一度、言いますが、日本は紛れもなく、敗戦国なのです。
敗戦国ならば、ドイツの様に、謝り続けるしかないのが、世界のリアリティです。

核保有国に対して、産経とか安倍政権は、なぜ、くだらん机上の空論をもて遊んでいるのか?
トロい政治家と、優等生集団の官僚が、我が国を滅亡させます。

今からでは遅すぎるのではあろうが、「敗戦国」と言う現実に、、もっと向き合うべきだ。
これは、我が国に、「卑屈になれ!」と言っているのでは、決してない。
現実を受け止めて、自らの行いに対して、「敗戦国」として、きちんと謝罪するのは、成熟した国家だからこそ、出来ることであり、きちんと謝罪することはむしろ、国際社会からの尊敬を勝ち得る手段でもある。

「虚言」を弄すことなく、一生懸命に謝罪するべきだ。
それこそが、我が国が取る100年政策であり、安倍みたいな苦労知らずで、家柄だけが取り柄みたいな男には、絶対出来ない試練でもある。

2017年3月12日日曜日

【ラン】 来週のフルマラソンについて。

さて、長距離レースに参戦を開始した2015年11月から、8回目のレースです。

過去7回の出場レースは、12キロ1回、ハーフ4回、30キロ1回、フル1回ですが、昨年11月のフルは30キロ過ぎで制限時間に引っ掛かたので、まだフルは完走できておりません。

今回、出場する板橋CITYマラソンですが、制限時間は7時間ですので、さすがに完走は出来る筈です。

目標タイムは、5時間半とします。
最初の20キロは2時間。
20キロ~30キロは1時間20分。
30キロ~40キロは1時間40分。
残りを30分とします。

まあ、無理の無い目標タイムです。
今週末は、25キロくらいを走り込みましたので、レースまではもう走りません。
頑張りますね。

さて、今週は3/14(火)が注目です。
東芝の3Q決算は、一ヶ月延期となり、3/14発表へと延期されておりますが、この「約束」が守られるか否かは注目ですね。

2017年3月11日土曜日

雑記!

まあ、書きたい事は沢山あります。

1.まず、ビットコイン急落の記事です。
ビットコイン大量保有者の貴公子としては、焦りました。笑
日経の記事です。→ ビットコイン急落 米当局、ETF化認めず

>インターネット上で取引する仮想通貨「ビットコイン」が10日、史上最高値から
>3割近く急落する場面があった。米証券取引委員会(SEC)が同日、
>ビットコインの上場投資信託(ETF)化を認めないと決定したため。
>ETF化でビットコインの需要が拡大するとの見方から買いが膨らんでいた反動で、
>大きく売られた。

との日経記事を読んでかなり焦ったのですが、今は値を戻しております。
BTCの凄みと言うか、破壊力は決定的です。
現在1コインは14万円くらいですが、近い将来に数百万円まで行くと思っております。
既に、大量のコインを所有しておりますが(笑)、まだまだ買い増します。

2.韓国の朴大統領が憲法裁判所から罷免された件です。
K-drama or K-politics? Death, dynasties and disaster in the Blue House
まあ、韓国内は大騒ぎです。
ただ、あそこまで徹底的に不正を糾弾できる韓国の事を羨ましく思います。
日本では、凄い疑獄事件とか経済不正が起きても、「社会的な影響が大きいので、この辺で手を打ちましょう。」とかでシャンシャンとなることばかりなので。
日本は、反省すべきです。

3.上の記載とも絡みますが、あの森友学園の無教養で、くだらん理事長は兎も角、この事件はどう考えても、政界の大疑獄事件です。
民進党とかの野党はきちんと国会で追及できていないし、産経新聞に至っては、あの理事長を「憂国の士」の様に論評しており、誠にくだらない。
貴公子は、保守思想を強固に持っておりますが、真の保守思想家は、盲目的に政権党におもねる事はしません。
保守思想家ならば、国を愛するが故に、インチキ右翼思想とか、必要なら自民党にも牙をむきます。
その意味で、産経はただ安倍政権にへりくだっているだけであり、話にならない。
きちんと本件を論評できているのは、朝日新聞等のごく少数のメディアだけです。
本件に関しては、現代ビジネスのサイトが秀逸です。→ 妻・アッキーの森友学園スキャンダルで安倍「退場」の大ピンチ
要は、権力者が官庁を手足の様に使い、自分の取り巻きに国有財産を激安譲渡していた訳で、これではアフリカの発展途上国と変わりません。

この疑獄で、安倍政権は勿論、自民党はすっ飛ぶかも知れませんねえ。
この横領に比べれば、自分の息子(慶應幼稚舎からエスカレーターで慶應大学まで言った甘ちゃんで、売れない画家。因みに慶應には芸術系の学部はない!)の為に、都税を湯水の様に使った石原慎太郎なんてカワイイものです。
それにしても、悪の裏には、いつも慶應幼稚舎の影が見えますね。
参考記事→ 在京キー局、上級管理職との呑み会でのおしゃべり!

4.東芝問題
昨日の日経に拠れば、アメリカの原発子会社に破産法を適用する様です。
株式市場的には、「これで損失を確定できる。」とか言って、好意的に受け止められておりますが、本当にそうでしょうか?
「自分の子会社さえも守れない東芝」と言うレッテルを貼られる事は、致命的だと思います。
貴公子には、完全崩壊に向かっているとしか思えません。
「子会社に破産法を適用する場合、親会社はどうなるのか?」に興味があります。
この手の事例はあるけど、東芝クラスの会社では初めてでは??
この件は、「生きた教材」として、フォローアップします。
こんないい教材には、中々、出会えないと思っております。
国際ビジネスマンには、大変貴重な事例となりますね。

5.ランについてです。
来週の日曜日に、板橋Cityマラソンのフルマラソンの部に出場します。
それに向けて、2月以降準備をしているのですが、準備不足は否めませんねえ。
トレーニングに詳しいラン友達からのアドバイスに拠れば、2月は200キロ位の走り込みが必要との事とでしたが、2月は何とか100キロちょいと言う程度でした。
今日は、フルマラソン前の最後の長距離ランでしたが、それでも20キロ程度でした。
走り込みが全然、足りないですが、来週は5時間半での完走を目指します。

2017年3月9日木曜日

AvayaのChapter 11申請に、もののあわれを感じる!

「avaya logo」の画像検索結果

Telecom Company Avaya Files for Bankruptcy
>The bankruptcy underscores the challenges telecommunications
>companies face as they transition to software and services from hardware.
>Early last year, Avaya had planned to sell its call center business but
>did not reach a deal with buyout firm Clayton, Dubilier & Rice, which had
>been in the lead to acquire it for about $4 billion.

日本ではあまり有名ではないですが、貴公子には非常に馴染みがある会社です。
Avayaと言えば、貴公子が2000年代前半にフィリピンのIT企業で勤務していた時は、ある意味、全世界で最も光り輝いているグローバルIT企業でした。
当時のCiscoは、単なるルーター屋であったが、Avayaは自社IP-PABXや自社ルーターと掛け合わせて、Unified Communicationと称して、会議システムやCall Center Managementを展開しておりました。
アプリレベルのソリューションが豊富であり、クールでしたねえ。

フィリピンには、欧米企業のCall Centerが集中しており、その意味でも、Avayaにとっても重要な市場であったとは思うが、しょっちゅう、マニラの高級ホテルの会議室で、セミナーを開催しており、貴公子もよく出席しました。
Avayaのマニラ支店にもよく顔を出して、現地のエンジニアと議論しましたねえ。
当時は、とてもクールなソリューションに思えて、Avaya製品の事は徹底的に調査したし、お客さんにも提案し、いくつか大きな取引も成立させました。

そんなAvayaが、法的整理を目指すChapter11を連邦裁判所に申請した訳ですから、まあ隔世の感があります。
ITの世界は、流れが速く、倒産は珍しくないが、Avayaですから、ショックです。

さて、Chapter11と言えば、東芝問題です。
Westing Houseが、Chapter11を米国で申請するとかしないとか大騒ぎしており、注目しておりましたが、それ以上に大きな問題が発生しました。

延期の東芝決算、発表できるか 間に合うか「五分五分」
>東芝が14日までの発表を予定している2016年4~12月期決算を巡り、
>発表に向けた社内の調整が難航していることが分かった。
>米原発子会社ウェスチングハウス(WH)で浮上した内部統制上の問題の調査に
>ついて、日米の監査法人などの意見が分かれ、調整に時間がかかっているという。

大騒ぎして、2/14の決算予定を1ヶ月延期したのに、また延期になりそうですね。
だから、監査法人を舐めちゃダメだと言ったのにねえ。
3/14に、3Qの決算発表が出来るか否かは「五分五分」との事らしいです。
正に正念場だし、ほぼ御臨終状態ですね。。。。
東証2部降格どころか、上場廃止さえも視野に入ってきました。
3/14は、注目です。

2017年3月6日月曜日

「甘やかすことは本人の為にならない。」ことの好例!

東芝問題ですが、現代ビジネスに良い記事がでておりました。
これです。→ 東芝はなぜここまで「絶体絶命」状態を放置したのか?

(以下引用)
=====================
東芝の財務の問題は、2年以上前から報じられてきた。'15年度での決算ですでに
7000億円超の大幅な赤字を出していて、それ以前から会計の操作は行われていた。
ところが当初の報道では、「不適切会計」という用語が使われていた。
「不正会計」と大手紙が報じるようになるまでには時間がかかったが、なぜ明ら
かな「粉飾」について、奥歯にものが挟まったような言い方をしていたのだろうか。
==========================

確かに、明らかな粉飾なのに、マスコミは不適切会計と言う言葉に執着しておりました。
なぜ「粉飾」と書かないのか? を当時から凄い不思議に思いましたが、これに対する説明はマスコミからも、今をもってありません。
まあ困ったものです。
言葉を大切に扱うべきであるマスコミこそが、一番、言葉をいい加減に使っている訳ですから。

ただ、2年前のこのマスコミの「手心」が、今回の「東芝解体」に繋がったのは、明白と思えます。
どういうことか?と言えば、要は、あの時、マスコミが束になって、東芝を擁護し、結果として甘やかした訳で、そのお陰で東芝はきちんと反省する機会を失った事になります。
2年後の今になって、全く同じミスを東芝がしたのは、反省する時にきちんと反省しなかった付けですね。

甘やかされたドラ息子が、繰り返しの大失敗をしている構図です。
(ちょっと横道にそれますが、石原慎太郎の甘やかされたドラ息子共も、次の選挙はヤバイかもしれません。)
兎に角、エリート官僚から最近、貴公子が小耳に挟んだ限りでは、政府は東芝を救う気はなさそうです。
シャープの時も、最終的に政府は放置しましたが、今回も官僚機構は「救出」には向かわないようです。
曰く、「2年前の粉飾を見逃したのが、最後のチャンスだった。」との事でした。

さあ、週明け以降、どう動くのでしょうか?
私見としては、解体は進み、子会社株は手放し(先週末は東芝機械の持ち株を手放した模様です。)、売れる部門は売ることになります。(半導体部門はどこが買うのか?)

残るのは利益率の低い社会インフラ部門と損失を垂れ流す原発部門だけですが、原発部門は何かしら整理されて、リストラの上、国営化されそうですね。
そうなると、東芝と言う会社は、エレベーターとかエスカレーターを作るだけの会社となる会社となりそうです。
要は、「東芝エレベーター」と言う会社で残るのかもしれませんが、ここまで来ると、もう往年の面影はなく、ただの「中堅企業」ですね。

慎太郎が私利私欲の為に、東京を滅茶苦茶にした様に、東芝は3代続いたあのダメ社長の3人が世界に冠たる一流企業を破壊しましたねえ。
トップの人事は重要という事を改めて認識します。

ただ、慎太郎ごときの「国家主義者の衣を被ってはいるが、内実は邪悪で、我欲の強さだけが取り得の無力な老人」を選んだのは、我々都民であるのと同様に、あの3人の悪代官を後生大事に掲げたのは、東芝社員自身な訳で、その意味で、社員に同情もできません。
要は自業自得です。
都民と同様、東芝社員も人を見る目が無かったとのことですね。


2017年3月5日日曜日

下手に海外に手を出すのは子供っぽいと思う。

企業にとって、大切な事は言うまでもなく、利益を出して税金を納め、そして雇用を守ることです。
兎に角、利益を出さないと企業としての価値はありません。

逆に、利益を出す事を目的としないならば、それはNGOであったり、ボランティア団体と言った分類になるのでしょうね。
因みに貴公子が心酔するマザーハウス社は、「NGO色が強い営利企業」であり、必ずしも上記の分類が明確化しない場合もあるが、少なくとも上場している企業ならば、明確に営利企業と規定して良いと思う。
勿論、貴公子が今所属している企業も、完璧な営利企業であるし、逆に言えば、営利企業以外には、勤務した事はありません。

最近、違和感を感じることは、利益よりもGlobal化が目的になっている様な営利企業が多い様に感じることです。
ただ、まず言いたいのは、海外では簡単に儲かりません。

例えば、スズキ自動車はインドで成功しておりますが、数十年間の地道な努力の上で、何とかオペレーションが回る様になっているだけで、ある意味、例外的です。
中国には、我が国企業は大量に進出しているが、殆どの企業の中国オペレーションは赤字なのではないだろうか?
顧客要望とかで、「中国にさえ進出していない。」と言う事が許されず、渋々、進出している企業も多いのは認めるが、それにしても、海外進出の犠牲は大きいです。

経済的に発展し、政治的に安定している中国でさえこんな感じである訳で、政治的に超不安定なアフリカとか南米に進出する企業に対しては、「本当に、それは利益になるのですか?」と、是非、聞きたい。

グローバルオペレーションを標榜する方が、企業にとってはカッコいいので、社内的にも、正面を切って、海外進出を否定しずらい雰囲気はどの企業にもあるのは理解するが、政治的に不安定な国で、どうやって利益を上げるのでしょうかねえ。。。
不可能ではないにしても、「現地語も話せず、現地ビジネスも分からないどころか、英語も何とか話せます」レベルの駐在員が数年間、駐在した位で、現地オペレーションで利益が出せる筈がない。

前職の会社もそうだったが、「Global Operationをすることが目的になっており、利益が2の次になっている企業」が、散見されると思っております。
どこの企業にも、「未開の地で仕事を1からやってみたいと考える冒険家」がおり、そういう人物が、会社全体を変にドライブしがちなのであるが、その手の冒険家は、「会社はエキサイティングな冒険を提供する所ではなく、利益を出すところだ。」と言う基本的な思考が完全に抜け落ちております。

貴公子は、そう言う人を「海外大好き症候群の青二才」と呼んでおります。
と言うと、「いくらなんでも言い過ぎだろう。お前だって、フィリピンで月給3万円で仕事してたじゃん。」とか言われそうですが、マニラの熱い夜シリーズでも何度もしつこく書いたように、あれはビジネスではなく、単なる冒険心を満たす為の自己満足です。笑
実際、激闘マニラでの4年間(第5章。番外編)には、こう書いてあります。

以下、引用。
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もう一度、言います。
基本的に、貴公子がフィリピンで体験したのは、「くだらん苦労」です。
これは、揺るがない事実です。(笑)
そして、「くだらん苦労は、しないに越した事はない。」と言い切ります。
「楽に生きろ!」とは言いませんが、「する価値のある苦労をすべきだ。」と言いたい。
また、「若者は、苦労すべき!」とも言いません。
何度でも言いますが、「意味のない苦労は、意味がない。」と言います。
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兎に角、最近は、どの企業も安易に海外、海外と言い過ぎです。
「その海外進出は、本当に必要ですか? 社内冒険家の口車に乗ってませんか?」と、是非、問いかけたい。
冒険をしたいなら、国際的なNGO団体にでも入るべきです。

まあ、普通に見て、海外オペレーションで日本企業が利益が出せる可能性のある国は、政治的に安定し、経済活動が活発な国しかありません。
アジアなら、中国、韓国、インド、東南アジアの数カ国程度でしょう。
これらの国でも、「死ぬほどの努力」をして、何とか利益を出せるかどうかと言うのが現実でしょうね。
逆に言えば、「優秀な人材を張り付けて、死ぬほどの努力をして、何とか利益を出す」位のレベルならば、その「優秀な人材」を国内に於いておいて、大いに稼いでもらった方が良いかもしれません。

繰り返しになりますが、「海外!、海外!」と言う企業は、もう少し冷静になった方が良いと思います。

2017年3月3日金曜日

カネに敬意を払わない奴からは、カネは逃げていく!

皆さん、確定申告は終わりましたか?
貴公子は、たった今、終えました。

去年までは、税務書の確定申告書作成サイトのソフト上で書類を作成し、それをプリントアウトして、各種領収書と一緒に郵便局から税務書に送付していたが、今年からはマイナンバーカードを使って、ペーパーレスで処理しました。

領収書内容もすべて確定申告書作成サイトで入力するだけなので、領収書を送付する為に、郵便局に行く必要もありません。
このサイトからアクセス可能です。→ 確定申告書等作成コーナー

これは便利ですね。
ただ、マイカードを読み込むためのICカードリーダーを購入する必要はあります。
貴公子は下記を買いました。(一番、安かったからです。)


ただ、この確定申告の完全ネット処理なのですが、ITリテラシーがそれなりに高くないと難しいかも知れません。

マイナンバーの暗証番号とかe-Taxの識別番号とかの多数のIDやパスワードを何回も入力する必要があるし、ブラウザはIEしか対応してない様だし、しかもIEを管理者権限で動かさないといけないとか色々と突っかかるポイントがあります。
貴公子は、領収書データの入力も含めて、2時間以上掛かりましたねえ。。。

で、肝心の確定申告ですが、ふるさと納税は「寄付金」として税務上は処理されるので、その意味で寄付金の一部が、確定申告で還付される形になります。
また、来年の住民税請求金額から、ふるさと納税分は引かれるし、それでいて「ふるさと特産品」を無料でゲットできるので、まあ2重にオイシイですね。
ふるさと納税を使わない手はないですね。

ふるさと納税の税務処理に関しては、このサイトが良いと思います。
→ ふるさと納税しても住民税は還付されないよ。控除されるのはいつ?

医療費に関しては、通院の為の交通費も控除対象になりますので、それも今年は忘れないようにしました。
それ以外にも、諸々の控除を申請したので、年末調整で戻ってきた住宅ローン控除とは別に、10万円近い還付が確定申告で見込まれますね。

まあ、多くのサラリーマンは、面倒なのと、よく分からないので確定申告なんてしませんが、これはちゃんとやった方が良いと思います。
還付される金額もバカにならないですし。

話はちょっと変わりますが、貴公子の周りにいる資産家は、皆、カネに敬意を払っております。
ちょっとしたことでも、よく調べて、医療保険金をしっかり請求したり、ちょっとした損害でも損害保険会社としっかりネゴります。
生命保険や車両保険も随時、見直しているし、投資も小まめにやっております。
つまり、富裕層は、カネの重要さを理解して、1000円とか2000円でも請求するときは、きっちり請求します。(それでいて、彼らがケチと違うのは、価値があると思うと、何千万円でもポンと払うことです。)

貴公子の様な一般人は、「まあ数千円の事で騒ぐのは、大人気ない。」とか思いがちですが、富裕層になればなるほど、そういうところはしっかりしております。
要は、資産家はカネに敬意をはらっている訳です。

女性に敬意を払わない男は、もてないのと同じで(笑)、カネに敬意を払わない奴からはカネは逃げていきます。

と長々と書きましたが、つまりは、確定申告しましょう!