2018年4月8日日曜日

なぜ、藤井6段は強いのか?

なぜ、高校生棋士の藤井プロが、圧倒的に強いのか?
日本のマスコミは、すぐに、「天才だ!」とか煽って、そこで思考停止するが、そんな単純な話ではありませんなあ。。。

まず、この世に天才なんかいない訳で、貴公子から見れば、藤井プロは、非常に「効率的な努力」をしております。

例えば、貴公子が趣味とするポーカーでは、現在の世界ランキングは、オンライン出身のプレーヤーでほぼ独占されております。
ランキングは、公式サイトから確認できます。→ World Series of Pokers

インターネット以前の時代では、例えば、「ラスベガスで20年のキャリアがある。」と言うのが、非常に経験豊富なプロの証明でした。
ただ、実社会では、1ゲームの消化に意外と時間が掛かります。
カードを実際に配り、チップを実際にベットして、そのチップをDealerが数えて、と言う処理が掛かります。
そもそも、実際に、自宅からラスベガスのカジノまで、「出勤」しないといけない訳で、その往復移動時間は、膨大となります。

一方で、ネットなら、いつでもどこでも、カジノに「出勤」できるし、カード配布やbetも一瞬で済むどころか、複数のテーブルに同時に参加できます。
プロは、大型モニターをPCに接続して、同時に10テーブルとか20テーブルに、「参加」するのが、普通の様です。

そうであるので、「ラスベガス歴20年」のオッサンが、過去の人生でこなしたゲーム数を、ネット世代は、半年も掛からずにこなしてしまいます。
また、ネットでは、ゲームの経過がすべて記録されるので、後から、振り返る際もとても便利で、最近は、そこにAIも加わり、「あなたの弱点」みたいな事を、AIが自動的に指摘してくれます。

藤井プロも、ネット世代です。
従って、ネットを駆使して、相当な「場数」を踏んでいる筈です。
「だから、藤井プロは強い!」と言うのが、合理的な結論です。
決して、「天才」ではないと思う。
繰り返しになるが、何でもかんでも、「天才」で片づけるのは、失礼だと思う。

さて、貴公子が勉強しているプログラミングですが、昔、開成高校生が、「3カ月で、5言語をマスターした。」として、IT雑誌に出たときに、「さすが天才だ!」と思いました。
しかし、ネットを駆使すれば、「3カ月で10か国語でもマスターできるのでは?」と最近は感じております。
兎に角、どんどんと情報を得られるし、しかも時間も場所も関係ないと言うのは、圧倒的に強いです。
プログラミング学校に行くことは、勉強の最初期には必要かもしれませんが、ある程度、理解したら、後はネットでいくらでも広げていけます。
ネット、恐るべしです!

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さて、そう言えば、週末、テレビのリモコンが動作しなくなったので、「壊れたのか?」と思ったのですが、リモコンのモデル名で検索して、一瞬にして直し方を検索し、瞬間的に直しました。→ http://visualshoxxx.com/17648.html
まあ、ネットは、凄いです。
後は、どれだけ、「効率的に使いこなすか?」がポイントですね。

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