2018年5月21日月曜日

何か嫌な予感がするビジネスニュースです。

武田薬品によるアイルランド大手製薬会社の巨額買収で、我が国のビジネス界は騒然としておりますね。
ただ、この買収は、どうも評判が良くないですね。
こんな日経の記事があります。→ 「本当にやるのか」武田の7兆円買収

(以下、抜粋)
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今回の巨額買収を主導したのはウェバーだ。関係者によると決断のきっかけとなったできごとが17年10月にあった。シャイアーが精神神経部門売却で実施した入札だ。製薬各社が手を挙げたが折り合わず、桁違いの売却益をもくろむシャイアーの姿勢にみな閉口した。が、その中に1社、むしろ思いを強くした会社があった。武田だ。
(中略)ウェバーはグローバル化を急いでいた前社長の長谷川閑史(71)の招きで、14年に英グラクソ・スミスクラインから武田に転じた。創業230年の老舗製薬の取締役や執行メンバーはウェバーを含め大半が外国人だ。
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こんな記事もあります。
・Financial Timesの記事 → Takeda strikes deal to buy Shire for £46bn
・日経の記事 → 武田、社債最大2.2兆円発行へ 日本企業で最大 

どの記事も、財務状況悪化に懸念を示しておりますね。
尚、現在の武田社長は、51歳の英国人です。(経歴はここ

この社長の事は、勿論、良く知らないし、武田の財務もキチンとチェックした訳では無いですが、何か、嫌な予感がする取引です。
「大きな合併を短期間で決定する事で、自分の経営者としての能力を誇示したい。」と言う野心だけを、直感的にですが、感じます。(杞憂なら良いけど。)
10年前に、東芝がWesting Houseを強引に買収した時にも、嫌な予感がしたが、あれに被りますね。
まあ、経過を見てみましょう。(5年後にこの記事をReviewしたい。)

さて、Youtubeで素晴らしいコマーシャルを見つけました。
幼い子供のいる親なら、多分、全員が涙する動画だと思います。
あまりに素晴らしいので、共有しますね。(MetLifeのCMです。)

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